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バ〜バくん
ぺっこらむ■「31歳の挑戦〜1人ひとりを頼りに、一票一揆を起こす!」

 私には、知的障害者の姉がいます。高校時代まで、その存在を友人に隠していました。大学時代、日本の障害者政策がいかに他の先進国と比べて遅れているのかという実態を知った私は、ショックを受けました。この国では、まるで障害は社会のお荷物のように扱われているのではないかと感じ、姉を恥ずかしいと思っていた自分を恥じました。
 
 すべての価値をお金に換えてやってきた戦後の日本で、稼ぎが悪い障害者は社会に不必要な存在であり、政治も行政も国民も、自分には関係ないこととして、見てみぬふりをしてきました。経済発展の影で、日本の社会は、障害者や高齢者にやさしくない社会になってしまったような気がしてなりません。その傾向は、小泉改革の下、さらに強くなっています。

 岩手県には、個人と個人を結びつける「つながり」が網の目のように張り巡らされた地域社会がまだ残っています。この地域の力を活用して、支えさえあれば地域のなかで生きていける弱い立場にある人々に対して手を差し伸べられる『岩手型福祉モデル』をつくりたい。この志を実現するため、政治家を目指し、一昨年の秋に故郷の花巻に12年ぶりに帰ってきました。

 とはいえ、父親が政治家でもなければ、実家がお金持ちでもありません。まして、政党や企業、業界団体といった大きな後ろ盾があるわけでもない。何もない、ないないずくしの中から志ひとつで政治家を目指した私は、さしあたり自分にできることは何か考え、毎日2時間の街頭演説を始めました。
 
 最初は、なかなか活動の趣旨が理解されず、パトカーが来たり、変人扱いされたり、散々でした。その一方で、車の窓から手を振ってくれる人、クラクションを鳴らしてくれる人、温かい缶コーヒーを差し入れしてくれる人たちが日に日に増えていきました。そうした名もなき人たちの善意に支えられ、この1年2ヶ月間、街頭演説を続けることができました。

 これまでの選挙は、どれだけ組織をおさえたのかといった陣取り合戦で勝敗が決まってきました。言ってみれば、一般の有権者は蚊帳の外。これでは、有権者が自分の一票に重みを感じることができないのも当たり前です。私は、有権者の手が届かないところに行ってしまった雲の上の政治を、本来あるべきところ、すなわち1人ひとりの有権者の手に取り戻したい。そのためにも、既存の組織には頼りません。あくまで、1人ひとりの有権者の良心と見識に訴えていく「しがらみのない選挙」で組織に壁に挑みます。

 社会を変えるのは、政治家でもなければ、役人でもありません。その地域に住んでいる人の意識が変えていくのです。私はそのきっかけになりたい。私が目指す「しがらみのない政治」とは、有権者と共に歩む政治です。さあ、みなさん、私と一緒に一票一揆を起こしましょう!


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