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地方議会は一体、何のためにあるのでしょうか。これまでの地方議会は、首長の政策を追認しているだけの素通り議会が大半でした。地方議会が自ら住民生活を変えることができず、議会そのものの存在意義すら問われています。
●住民の声を聞き、課題を見つける●
「自分は何のために有権者に選ばれ、県議会に来たのか? 岩手に暮らす人たちの役に立てるような議員になりたい。そのために、まずは住民の声に耳を傾けることが必要ではないのか。」そう考えた私は、昨年3月から各地の公民館を回り始めました。この1年間で、130回の県政報告会を開催し、住民のみなさんと膝詰めで対話を重ねてきました。その結果、いつくか課題が見えてきました。
@限界集落の不安
山あいなどの過疎地域で人口減少、高齢化が進み、集落の衰退している。
A中心市街地の衰退
商店街がシャッター通りになり、まちに元気がない、さびれている。
B異常気象の脅威
地球温暖化が将来、子や孫の安心安全な生活環境を脅かすことになる。
C競争教育の弊害
自分さえよければいいという身勝手な子どもたちが増えている。
D名ばかりのノーマライゼーション
障害者に対する偏見がなくならず、地域の中で生活ができない。
E住民不在の県議会
県議会に住民の声が届いていない、県議会議員の活動が見えない、セレモニー化した
議会でつまらない、県民感覚から離れた議員特権はおかしい。
●条例を提案し、住民生活を変える●
これらの課題を解決していくために、私は議員提案条例を目指します。「条例」とは、地方議会が国の法律の範囲内でつくることができる「地方自治体の法律」のようなものです。議員が立案、提出、制定、議決し、首長に執行させることができます。ところが、これまでの地方議会では、議員の側からの条例提案はほとんどないのが実態でした。私は積極的に条例を提案し、住民生活を変えていきます。
●具体的に三つの条例を提案します!●
@、A、Bの課題を解決するための
「いわて型コミュニティー再構築条例」
山あいの集落の集落などの過疎地では、やがて農業施設の管理や冠婚葬祭などの日常生活で の助け合いが難しくなります。岩手らしい”結い”の維持、再構築のためには、コンパクトシティーの理念を持った集落の移転、再編成が不可欠になります。
舞台は、さびれてしまった中心市街地です。お年寄りは徒歩や自転車で用事を済ませ、退職世代はボランティア活動に新しい生きがいを見つけ、お年寄りの介護や育児に汗を流します。まちに人の流れが戻り、活気が沸いてきます。月に一度、まちの明かりを消して、スローな夜を楽しみます。
人の温もりに包まれ、車に依存しない環境にやさしい新しい岩手形ライフスタイルの提唱です。
(具体的な取り組み)
●集落の移転、再編成を検討し、移転モデル事業を始めます。
●移転先の中心市街地に「モデル移転ハウス」を設置します。
●中心市街地の空き店舗を活用したNPO活動(学童保育、老人介護等)に対するボランティア行為に対し、納税できる地域通貨を発行します。
●毎月1回、キャンドルナイトデーを設け、地域の飲食店でスローフードを楽しみ、語らいあうことを奨励します。
C、Dの課題を解決するための
「共に学ぶ教育推進条例」
大人になってから、いきなり障害者に会っても、どう接していいのか分からないのも当然ではない でしょうか。障害者が社会の中で生きていくためには、地域の理解が必要になります。そのためにも、社会の入り口である学校からノーマライゼーションにするべきです。障害児は地域の普通学級に通い、地域住民や同級生とたくさん接します。学友にとっても、子供の頃から障害児と共に学ぶことは有意義な体験です。支えを必要とする人に自然に手を差し伸べられる豊かな心が育まれるでしょう。
また、障害を持っているにも関わらず、ひたむきに生きる学友の姿から”生きる”ことの重みやすばらしさを感じるでしょう。いじめや自殺の防止にも、大きな効果が期待できます。
(具体的な取り組み)
●障害児が健常児と共に普通学級で学ぶモデル事業を始めます。
●障害児の障害の種類や程度に応じ、教員または介助員などを配置します。
●障害児の種類や程度を踏まえ必要な支援を行なう学習支援室を設置します。
●教員または介助員等の配置及び学習支援室設置のための施設改修に要する経費の一部を補助します。
Eの課題を解決するための
「県民のために存在する県議会基本条例」
議会の議論はなぜ眠くなるのでしょうか。理由は事前に用意した質問と答弁を披露し合ってい るだけの”八百長議会”だからです。事前原稿をなくせば、丁々発止の激しい論戦になります。議員も勉強しなければ執行部に突っ込めませんから、ねじりはちまきで机に向かうでしょう。そうなれば、議員の質も高まり、首長に対するチェック機能が強化され、素通り議会から脱却することができます。ナイター議会も開催し、議会を面白く身近な開かれた場所に変えていきます。
また、県民の声を県政に反映させるため、議員の地元有権者への報告会を義務付けます。首長と緊張関係を持ち、県民に近い議会に生まれ変わっていきます。
(具体的な取り組み)
●各議員の議会ごと年4回の報告会開催を義務付けます。
●重要な議案に対する各議員の賛否を公表します。
●夜間ナイター議会で重要な議案審議を行い、インターネット中継します。
●本会議の一般質問に対面方式を導入し、一問一答形式の再質問時間を増やします。
●執行部に議員に対する反問権を認めます。
●旅費の支給額を完全実費支給とし、休会日の支給は全廃します。
●条例実現のため、無所属会派に所属します●
条例の提案には5人の議員が必要になります。私は、無所属議員で構成する会派(次期県議選では、14人が無所属で立候補予定)と政策協定を結んだ上で、同会派に所属。条例の実現に向けて努力をしていきます。
(なぜ無所属か?)
県議会は国会の下請けではありません。国が抱えている問題と岩手県が抱えている問題は違います。国の政局によって、県民の生活が振り回させることにならないように、県民党の立場を貫き、是々非々で行動していきます。
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