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『地域防災』
昨日は午前中、地元の敬老会に出席し、午後は東和町の石宮公民館で第203回の県政報告会をやりました。公民館に30分前に到着すると、玄関先で年老いたおばあちゃんが微動だにせず電動三輪車?にまたがっていました。誰かと待ち合わせかな〜と思って近づくと、肩からぶら下げたバックに私の県政報告会の案内チラシが入っているのが見えました。「おばあちゃん、僕の話を聞きにきてくれたの?」と聞くと、黙ってうなづくおばあちゃん。聞けば、数年前に旦那さんに先立たれ、ひとり暮らしをしているとのこと。足が不自由なため、日頃の身の回りの世話はヘルパーさんに頼んでいるんだそうです。杖をついてゆっくりとすり足で前に進むおばあちゃんの歩幅は数十センチでした。花巻市の一番端っこ、北上市に隣接する40軒ほどの小さな集落ですが、おばあちゃんを含めて6人の住民が参加してくれました。
リンゴ農園をしている女性がたくさんリンゴを持ってきて、むいてくれました。そのリンゴをかじりながらの県政報告会となりました。花巻と北上の市境ゆえの問題を抱えていました。距離的に北上の町中の方が近いので生活圏は北上なのですが、花巻側のバスと北上側のバスの乗り継ぎがうまくゆかず、困っているようでした。また、限界集落一歩手前にあることから、将来的に高齢化した住民の足をどう確保しているか心配しているようでした。他県の集落で住民みんなでお金を出し合い車を一台保有し、シェアするモデル事業を紹介すると、たいへん興味を示しておりました。まるでみんなひとつの家族かと思うような雰囲気で、おばあちゃんも楽しそうでした。残った大量のリンゴをお土産にいただいてきました。
夕方は雨の中、銀河モール前で街頭演説。
今日は、「2008年地域防災を考える市民会議」が石鳥谷国際交流センターで開催され、私は消防団員としてパネルディスカッションに出てきました。主催者は、昨年秋に石鳥谷地区を襲った大雨被害で得た教訓を地域防災に活かそうと立ち上がった地元の市民団体。「地域密着性」と「動員力」(常備消防の6倍)を武器に地域防災の要として活躍してきた消防団員が各地で減少の一途をたどっています。昭和20年に全国で200万人いた団員も、現在は90万人をわりました。花巻市も例外ではなく、平成18年度の数字を見ると、入団者は915人(前年度比150人減)、退団者は1402人(前年度比316人増)となっています。入る人が減り、出る人が増えれば、当然消防団員は減ります。今日は、消防団の存在意義、団員減少の背景、団員確保のための対策、そして住民はこの問題にどう向き合うべきかという点について、お話をしてきました。改めて、地域防災は住民自治の基本だとの思いを深めました。

<地元の区長さんや民生委員、地元消防団員など、約50名の参加者でした。みなさん熱心に話を聞いている姿が印象的でした。>

<他のパネリストは、花巻市総務企画部石鳥谷担当長の大石文子さん、前石鳥谷地域協議会委員の熊谷和彦さん。>
パネリストの出演料、足代として、お米とリンゴ、その他持ちきれないほどの野菜をいただいてきました。
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