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日々是好日

11月30日(木)

『寝耳に水』

 今朝は、石鳥谷中学校前、石鳥谷総合支所前、石鳥谷文化タクシー前で街頭演説をやりました。終了後、事務所に戻って、一般質問の原稿書き、議案調査に没頭。途中、大迫町の医療と福祉を守る会のみなさんが来られ、お話を聞きました。

 夜は、石鳥谷好地の国際交流センターで県政報告会をやりました。今日は77回目という縁起のいい県政報告会。参加者も20人以上来ていただき、気合いが入りました。が、夕方から咳が止まらず、体調はイマイチ。しゃべりの方も、カミカミでした。同級生を初め、若い人も何人か来てくれました。質疑では、昨日に引き続き、夕張市の財政破綻の話が出ました。誰が責任を取るんだという内容でしたが、確かに政治家の責任は大きいですが、おそらくはそれまで市政に関心を持ってこった夕張市民にも責任の一端はあると思います。市政に関心を持った有権者が多ければ、破綻するほど悪くなる前に問題は表面化するはずです。すべては、一蓮托生です。今日の報告会で、参加者の合計が950人になりました。何人来たかという人数はあまり重要なことだと思っていませんが、それでもやはり目に見える数字なので、目標になります。あと少しで1000人。がんばります。

 今朝の岩手日報朝刊一面に、遠野が高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地となっていることが報じられました。しかも、事前に住民への説明がまったくなされないままに、地表などの調査をすでに実施しているとのこと。怒り心頭に発します。岩手を決して核のゴミ捨て場にしてはなりません。と言いながらも、私も電気を消費して生きているので、原子力政策に反対とも言えず、そうなるとやはりどこかが最終処分場を引き受けなければならない現実もあり…。遠野から追い出したとしても、必ずどこかにつくらなければなりません。結局は、私たち日本人のライフスタイルそのものが問われているということになります。難しい問題です。


11月29日(水)

『女性に囲まれ』

 今朝は、花巻駅西口岩銀前、西大通り二丁目交差点で街頭演説をやりました。日中は、一般質問原稿書きと議案調査、要望・陳情処理のため、事務所にこもっていました。夕方、支援者がコピー用紙とコーヒーの差し入れを持ってきてくれました。貧乏事務所なので、本当に助かります。夕方から上町商店街で街頭演説をして、夜は仲町会館で県政報告会をやりました。今夜は女性比率が高く、14人の参加者のうち、女性はなんと13人。とても和やかな雰囲気のなかで、車座になってやりました。質疑では、20になったばかりの若い女性から、夕張市の財政破綻について質問がありました。同じ若い世代(一回り違いますが)にこうして関心を持ってもらうと本当にうれしいです。そのあと、一件会合に参加し、夜は事務所で事務仕事をやりました。


11月28日(火)

『生きてるだけで丸儲け』

 昨日3時まで飲んでいたので、このまま運転したのでは、酒気帯び運転になってしまうため、今朝の街頭演説はお休み。代わりに夜やることにしました。午前中は、会合に一件参加、葬儀に一件参加。お昼過ぎに議会へ。今日から12月定例会が始まります。今定例会で、初めて一般質問に立たせていただくことになりました。担当者との事前の打ち合わせなど、いろいろ準備がたいへんです。本会議終了後、「新しい岩手県競馬組合改革計画(案)」についての説明会に出席してきました。

 夕方から、小山田駅前、東晴山商店街で街頭演説。夜は、土沢の東和コミュニティーセンターにて県政報告会をやりました。勇気ある15人の方が参加してくれました。土沢のみなさんはなかなか笑わないので、調子が狂いました。質疑では、岩手県のある党が強すぎることへの懸念が出されました。「政権与党とのパイプがないから、予算を持ってこれない。岩手はますます干されていく」と。よく聞く話ですが、確認したわけではないので、実際のところはどうか分かりません。いずれ、この意見については、平家物語の一節を話してきました。

 この前一緒に飲んだ東和総合支所の若手職員の方も来てくれました。「行くって言ってから来た」ということでしたが、行くと言っておきながら実際には来ない若い人が多いので、ありがたかったです。公務員だから報告会に行けないと言われることもありますが、情けなくなります。公職選挙法を勉強してもらいたいです。

 夜は、事務所で事務仕事をやりました。親戚のお姉さんYさんからメールが届いていました。Yさんの二番目の娘さんは心臓に重い障害を持っています。「娘に出会えた事により沢山得ることや教えられる事山ほどあります! 生きているだけでまるもうけ(^^)v 今はそう思えるようになりました!」。そうです。本来、生きてるだけでまるもうけなんです。今の日本では、生きるということが当たり前になり過ぎて軽くなっているだけに、とても素晴らしい言葉だなと思いました。障害者は、日本人が忘れてしまった生きることの価値や素晴らしさを教えてくれる存在だと思います。私自身も生きることの価値を姉に教えてもらいました。 

 今日、政府・自民党は、通常の妊娠・出産で障害児となった場合、医師の過失がなくても被害者に速やかに補償する「無過失補償制度」の原案を固めたようです。医療機関から集めた保険料を基に、脳性まひとなったケースを対象に一件数千万円の補償を行い、来年度にも運用を開始するとのことです。同制度の必要性については、私も昨年3月に発行した「いわて考No5『産婦人科医確保へ署名 県立宮古病院』」で指摘をしたところですが、これによって、少しでも産科医不足に歯止めがかかることを期待したいです。


11月27日(月)

『湯煙のなか』

 今朝は、一日市商店街、浅沢鳥海神社前、松園町交差点で街頭演説をやりました。雨が降っており、合羽を着ての街頭演説となりました。終了後、事務所に戻って打ち合わせをして、議会へ。明日から12月定例会がスタートします。今日は、それに先立って、議会運営委員会が開かれました。そのあと、議会制度等検討小委員会に出席。午後は、宮野目地区を挨拶回りしてきました。

 夜は、大沢温泉のある大沢公民館で県政報告会をやりました。約100戸しかない小さな集落です。足もとの悪い中、12人集まってくれました。公民館には、歴代の区長さんの写真が額に入り、飾られていました。74カ所の公民館を回ってきましたが、初めてです。汽車が走っていた当時の写真もあり、歴史を感じさせる公民館でした。質疑では、花巻の活性化のために、花巻空港の新ビルを早くつくるべきだという意見が出されました。これはこれでひとつの考えです。また、知事選についての意見も出されました。

 夜は、地元の会合に顔を出してきました。朝方まで大激論になりました。立場によって、私の政治姿勢への受け止め方も様々です。誠意を尽くして説明しているつもりなのですが、なかなか伝わらずにもどかしかったです。最後は、ほとんど感情論になりました。難しい話は、やはりお酒が入ってないときするべきだなと改めて思いました。


11月26日(日)

『早池峰フォーラム』

 今日の午前中は仲間3人と昨日に引き続き、石鳥谷と東和に別れ、戸別訪問。私は東和町土沢へ。途中、土沢の住宅街のど真ん中で街頭演説をやりました。一緒に東和を回ってくれたある病院を経営する支援者の方は、オニギリまで握ってきてくれて、感謝の気持ちでいっぱいでした。平日の診療で疲れているにも関わらず、休みの日にこうして手伝ってくれて、ただただありがたい限りです。

 午後は、第9回早池峰フォーラムに参加してきました。冒頭、急に挨拶を頼まれ、今年夏に参加してきたし尿担ぎ下ろしのボランティア活動の話をしてきました。保全対策を進める早池峰地域保全対策事業推進協議会の事業報告、登山者への携帯トイレの普及を目指す「早池峰にゴミは似合わない実行委員会」の活動報告、さらに早池峰の自然を考える会から大規模林道が及ぼす影響について説明を受け、最後は参加者も交えた活発な討論が行われました。まだまだ私も知らないことが多く、たいへん勉強になりました。

 夕方、一件お願いごとに行き、夜は八重畑公民館で県政報告会をやりました。5人の参加者で少し寂しかったですが、1時間きっちり精一杯お話してきました。質疑では、空港問題に対して、賛成側、反対側、それぞれ意見が出されました。私はこうして花巻空港新ビルの必要性について議論することが大事だと思います。花巻市民ですら関心が薄いこの問題について、私は一石を投じるつもりで問題提起をしていきたいと思います。終了後、報告会に参加してくれたある中学校の先生としばらく話し込んできました。「今の学校はたいへんなことになっている」という危機感を強く持っておられ、現場の状況をいろいろ教えていただきました。

 夜は、事務所で事務仕事やら雑務をこなしました。


11月25日(土)

『仲間に感謝』

 今朝は、ある会社を訪問し、いろいろとお説教…ではなくてご指導を賜ってきました。散々怒られて、かなり落ち込んでしまいました。何を言っても、跳ね返される。「お前のいいところは、相手が誰であれ、モノをはっきり言えるところだけだ」と言われましたが、肩を落として、会社を出てきました。

 午前中は、同級生や友人など、仲間8人に集まってもらい、石鳥谷の好地と東和の土沢に別れ、戸別訪問をしてきました。さすがに8人も集まると、はかどります。ひとり50件回ったとしても、400件ですからね。本当にありがたいことです。石鳥谷組の私は途中、キクコウストア前で街頭演説をやってきました。見ず知らずの男性から温かい飲み物の差し入れをいただきました。ありがとうございました。

 午後は、全障研岩手県支部の障害者自立支援法の学習会に出席してきました。「悪法だ、悪法だと言ってても仕方がない。福祉の原点を考え直すきっかけにしていくべきだ」という意見にうなづきました。夕方は、イトーヨーカドー前で街頭演説。ふたりの方から温かい飲み物の差し入れをいただきました。同級生の女性も聞きにきてくれましたが、やりづらかったです。事務所に一度戻って事務仕事。夕方、会社訪問をし、夜の会合へ。今夜は、若い仲間の無尽と、中学時代の同級生の忘年会、青年会議所のみなさんの飲み会、三件はしごしてきました。


11月24日(金)

『覆面座談会』

 今朝は、胡四王一丁目交差点、東和町土沢商店街、東和町総合支所前、総合福祉センター前で街頭演説をやりました。腹痛がひどくて、早めに切り上げて戻ってきました。

 午後は、花巻市内の某小学校に見学に行ってきました。この小学校一年に、全盲の女の子が今年入学してきました。授業は、補助教員をひとりつけて、普通学級で受けています。放課後の活動の様子を見てきましたが、女の子が全盲であることを忘れてしまうくらい、他の仲間と仲良く遊んでいました。他の子どもたちも、必要以上に彼女の障害を意識しておらず、本当の意味でノーマライゼーションが学校のなかで実践されていました。「かわいそうだからと言って手をさしのべるのではなく、互いに手を取り合うのがノーマライゼーションです」と担当の先生。なるほどな〜、と思いました。

 夕方は、土沢商店街を挨拶回りしてきました。それから事務所に戻り、来月の県政報告会の予定を組み、打ち合わせ。これから冬になるので、案内のチラシまきもたいへんです。夜は、東和町総合支所の若手職員のみなさんと杯を交わしました。東和の議論好きは、世代を超えてますね。市役所職員の方とこれだけ熱い議論をしたのは初めてでした。使命感を持って仕事をしていることが伝わってきました。仕事が楽しいと言えるのは、素晴らしいことですね。「食べるために働く」のではなく、「働くために食べる」という人が増えれば、社会にもっと活力があふれ、面白い世の中になっていくと思います。みなさんは今の自分の人生に満足していますか?今の仕事に誇りを持っていますか?子どもに「お父さんの夢って何?」と聞かれ、答えられますか?

 この後、もう一件会合に参加してきました。

 最近、県政報告会の案内をしていて、「本当は聞きに行きたいんだけど、近所の目が気になる。行けば、村八分になってしまう」と言われることがあります。村八分とは、大人の陰湿ないじめのことを言うのでしょう。分かっちゃいるけど発言できない、気付いちゃいるけど行動できない、自らの属する殻や枠が間違っている、おかしいと分かっていても、そこから一歩を踏み出すことができない。これこそが、閉塞状況だと思います。閉塞感を打破するためには、勇気を持って、一歩足を踏み出すことが必要ではないでしょうか。いずれ、北朝鮮でもあるまいし、モノが言えない空気というのは健全ではありません。締め付けや圧力で選挙をやっているようでは、いつまでたっても地域の発展はありません。

 私の県政報告会は、会費を集めて飲み食いさせる会ではありません。選んでいただいたみなさんに、県政の報告をする会です。ですから、報告会に来たからといって、私を応援しているということにはなりません。そうは言っても、やはり近所の目は気になるでしょうから、そういう方は、是非、覆面をかぶってお越し下さい。仮面舞踏会ならぬ覆面座談会といきましょう。


11月23日(木)

『犬に噛まれる』

 今日の午前中は、石鳥谷の好地を挨拶回り。来週の県政報告会の案内と県政報告誌を持って、一件一件歩いてきました。4人の友人にも手伝ってもらったので、ずいぶん助かりました。何しろ、好地地域は800件近くあるので、これをひとりで回るといったら、たいへんです。途中、キクコウストア前で街頭演説をやっていたら、あたたかい飲み物の差し入れをいただきました。

 チラシを配っていたボランティアスタッフの一人が、物陰から飛び出てきた犬に噛まれてしまいました。ジーンズに穴があくほど、がぶりと噛まれてしまったようですが、「ビンテージものっぽくなって、むしろよかった」と本人。狂犬病のニュースがあったばかりだったので、少し驚きました。今日は雲ひとつない快晴でしたが、挨拶回りしている途中、雪をかぶった早池峰山がしっかり見え、とても美しかったです。

 午後は、県政報告会のため、大迫の折壁へ。内川目の奥にある折壁は、早池峰山のふもとに位置しています。美しい早池峰がどんどん迫ってきて、ちょっとしたドライブ気分でした。折壁の集落に入ったものの、人の姿はおろか、風景にまったく動きがない。本当に人が住んでいるのかと思うほど、静寂に包まれていました。30件ほどしかないので、参加者は少ないだろうなと覚悟していましたが、来てくれたのは公民館長さん夫婦のふたりだけでした。私が当選したこともまったく知らないようで、街頭演説も見たことがないとのこと。ですから、自己紹介から始めました。

 質疑では、時代の波にのまれてきた集落について考えさせられました。昔は折壁小学校があり、館長さんのときは、全校生徒が100人ほどいて、同級生も10人以上いたそうです。6人兄弟、7人兄弟というのも珍しくなかったようです。今は小学生が3人しかいなくて、内川目小学校まで通っているとのことでした。「お隣さんと孫の話もできなくて、さみしい」と言っていました。近代化の波にのまれてきた集落が、今度は少子高齢化の波にのまれてしまったわけですが、こういった集落の行く末は、どうなっていくのでしょうか。いろいろと考えさせられることが多かったです。報告会終了後、会場の前で街頭演説をやりました。かまどから煙があがり、日が沈もうとしていました。

 花巻に戻って、若葉町ファミリーマート前で街頭演説。夜は、南万丁目公民館で県政報告会をやりました。会場に入ると、拍手でお出迎えされました。初めてのことだったので、驚きました。18人の参加者の平均年齢は普段よりぐんと低く、若い人、女性ばかりで、いつもと雰囲気が違いました。同級生もふたり来てくれ、ありがたかったです。とてもいい雰囲気のなかで、お話をさせていただきました。質疑では、銀河なめとこラインについて、無所属での活動について、政治とは何か、お金とは何かなど、いろいろな質問や意見が出ました。本質を突くような問題提起があり、答えながらもいろいろ考えてしまいました。杉村タイゾー先生と同じに見えるという意見にだけは納得ができず、「一緒にしてほしくない。彼は、小泉旋風にのって、当選した人」と言いました。

 終了後、事務所に戻って、参加者のアンケートを読みましたら、うれしい話がありました。息子さんが、税に関する作文で、「自分勝手なことではなく、優先順位を見極めて使ってほしい」と私のホームページを参考にして書いたら、入選したんだそうです。


11月22日(水)

『朝まで生テレビ状態』

 今朝は、桜台一丁目交差点、花巻消防署前で街頭演説。天気、快晴。事務所に戻って、昼過ぎまで打ち合わせ、事務仕事をして、夕方から、東和町土沢商店街を挨拶回りしてきました。それから、花巻市浄化槽管理協同組合設立総会に出席するため、花巻温泉へ。

 みなさん、浄化槽って何かご存知ですか?私も知らなかったので、勉強しました。水道の蛇口をひねればきれいな水が手に入る時代ですが、その一方で、河川の水質汚濁が問題になっています。原因は、私たちの日常生活から排出される生活雑排水。台所や洗面所、浴室から川に垂れ流されるこの生活雑排水が、自然の浄化能力を超えて、汚染につながっています。この問題を解決するために、下水道があるわけですが、地形やコスト高のため、飛躍的な普及率アップが期待できません。そこで、登場したのが、「ミニ下水処理場」とも言われる浄化槽です。浄化槽は、下水道並みの汚濁物質除去能力を持ち、コストも低い。ということで、行政も補助を行い、普及を推進しているというわけです。

 それにしても、今日は夕方から物すごい強風でした。ある会社に初めて挨拶に行ったら、事務所のプレハブがガタガタ鳴りだして、「竜巻ですかね。今にもなんだかこのプレハブ吹き飛ばされそうじゃないですか」と思わず本音を漏らしたら、「失礼なやつだな。誰だ、お前?」と言われてしまいました。

 夜は、六本木公民館で県政報告会をやりました。15人の参加者でした。母と中学時代の同級生だったとか、父と何十年も前に一緒に山で仕事をしていたとか、参加者の顔ぶれを見ていると、つながりを感じます。この地域は議論好きな人が多いようで、質疑は、テレ朝の「朝まで生テレビ」状態に。「今の子どもは人間の子じゃねえ。あれは、べごの子だ。べこの乳飲ませて育ててるから、おかしな子どもが育つ。あんなのは子育てでもなんでもねえ。だいたいな、教育ってのは…」(Aさん)、「品目横断、あれは農家つぶしだ。まったく農業が分かってねえ。農業で飯が食っていけねえから…」(Bさん)、「俺たちににも競馬の問題の責任があるって言われても、納得できない。あんたら議員は何のためにいるんだ。なんで、ここまで問題が大きくなるまで…」(Cさん)。

 人が話し終わるのを待たずに、あちこちで好き勝手に話し始めるので、収拾がつきませんでした。聖徳太子でもあるまいし、いっぺんにいつくも質問されても、答えられません。改めて、あの大激論を仕切っている田原総一郎はすごいと思いました。農政全般、競馬問題、教育問題で、こってり1時間しぼられ、くたくたでした。県政報告会には、本当に鍛えられます。

 最後に今夜の報道から、自民党の復党問題。平沼赳夫議員は信念の政治家だなと思いました。ぶれない、筋を通す、こういう政治家になりたいです。


11月21日(火)

『モッタイナイ』

 今朝は、花巻駅前、御宿玉川前、花巻市役所前、上町商店街で街頭演説をやりました。終了後、事務所に戻って、打ち合わせ。いろいろと決めなければならないこと、お願いしなければならないことがたくさんあり、人手も足りないのでたいへんです。午後は、八重畑地区を挨拶回り。町中と違って、留守のお宅がほとんどありません。夕方から、岩手六鱗調理師会創立10周年記念祝賀会・魚鳥感謝祭に出席。厳粛に祭事が執り行われ、直会でご挨拶をさせていただきました。

 議員になってから、ホテルなどで会食する機会が増えましたが、半分以上の料理が手もつけられずに、捨てられています。実にもったいない。日本人は今、年間2000万トンの食料を捨てているそうです。人間は生態系ピラミッドの頂点に君臨しているわけですが、その土台を支えている多くの生物の命を犠牲にしながら、私たちの食生活は成り立っています。この土台が崩れてしまえば、頂点にいる我々人間も危うくなってしまいます。食材に対する感謝の気持ちを忘れた人間の驕りが、生態系のバランスを崩しています。世界各地で発生する異常気象によって、水が不足する、穀物がとれない、魚が減るなど、今、人間は手痛いしっぺ返しを受けています。

 日本には、「もったいない」という素晴らしい思想があります。何年か前に、アフリカ人女性として初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性マータイさんによって世界に広められたこの「モッタイナイ」思想を、今一度、私たちは思い起こすべきではないでしょうか。この魚鳥感謝祭は、日ごろ、いただいている食材に対して感謝する貴重な時間となりました。

 食は文化です。この文化が今、マクドナルドに代表されるファストフードによって攻撃されています。これに対抗するには、スローフードを推し進めることです。そしてこのスローフードを先頭に立って担うのが、料理人、あるいは業界、商社のみなさんです。その土地でとれる旬な食材を、その土地にあった料理法で調理し、私たちの食生活を豊かにしてくれます。地域の文化を守り、育み、伝えるためにも、料理人のみなさんにはがんばっていただきたいです。

 同席した花巻のO商事鰍フ会長に空港問題についての意見を聞きましたら、私と同じ意見でした。花巻の経済人のなかで、新ターミナルビルに懐疑的な意見を持っている方に会ったのは初めてです。いろいろと話を聞くと、世界各国を飛び回っているようで、広い視野から花巻空港を考えているようでした。

 夜は、十二丁目で会合に一件出席してきました。


11月20日(月)

『費用弁償にメス』

 今朝は、一日市商店街、浅沢鳥海神社前、松園町コイン洗車場前、椚の目交差点で街頭演説をやりました。雨降りでしたので、合羽を着ての演説となりました。浅沢鳥海神社前は、北高への送りの車でごった返していました。私が高校時代は、多少の雨でも、多くの生徒が自転車で通っていましたが、今は少しでも雨が降ると、自転車の生徒の姿はほとんど見かけません。大迫の内川目にいる同年代の知人は、花巻農業高校出身ですが、高校時代の3年間、雨が降ろうが雪が降ろうが、内川目から花農まで自転車通学を続けたそうです。親子の力関係も、時代と共にずいぶん変わってしまったということなのでしょうか。いずれ、今の子供たちは明らかに我々のときよりも過保護度合いが増しています。

 終了後、議会へ。午前中、10日前議会運営委員会が開催されました。午後は、12月県議会定例会提出予定議案の説明会が行われました。空席が目立ちました。選挙が近くなると、本会議すら欠席する議員もいるということでした。気持ちは分かりますが、本末転倒と言わざるをえません。この後、議会制度等検討小委員会が開催されました。速記の廃止など議論されましたが、時期尚早ということで、現状のままということになりました。これまで私がこだわってきた懸案の費用弁償についてですが、日額旅費の支給額が1000円減額されることが正式に決まりました。関係条例改正案は、議員発議で12月議会に提出され、可決されれば来年1月1日から施行されることになります。休会日の支給(私の主張は廃止)について、さらなる旅費の減額(私の主張は完全実費支給)については、時間切れのため、残念ながら改選期後へ先送りとなりました。とはいえ、議員自らの既得権にメスが入ったわけですから、一歩前進です。それにしても、某会派の先送り体質には閉口してしまいます。

 夕方から、花巻商工会議所主催の第56回永年勤続従業員表彰式に出席。受賞されたみなさん、本当におめでとうございます。その後、アルテ前で街頭演説をして、夜は一日市公民館で県政報告会をやりました。雨降りにも関わらず、20人の方にお集まりいただきました。質疑では、労災病院問題、医師不足問題、ダム建設問題、北上に比べて花巻はなぜ元気がないのかなどの意見が出されました。花巻はよく北上と比較されますが、私は民力の差だと思います。ただ、経済指標でもって、一概に北上の方がいいというのは短絡的な見方だとも感じます。犯罪、環境汚染といった観点で見れば、花巻の方が優れている面もあるので。夜は、事務所で事務仕事をやりました。最近、落ち着いて事務所で仕事ができず、またしても山のように事務仕事がたまってしまいました。


11月19日(日)

『村八分』

 今日の午前中は石鳥谷のキクコウ前で街頭演説。そのあと、石鳥谷を挨拶回りしてきました。午後は、イーハトーブ療育センターの「ふれあいまつり」に顔を出してきました。気のおけない仲間や知人が多いので、居心地が良すぎて、しばらく休息してきました。その後、石神の住宅地、諏訪の住宅地、アルテ前で街頭演説。夕方から、石鳥谷の八重畑地区を挨拶回りしてきました。何の縁もゆかりもない地域ですが、実際に歩いてみると、意外に知人が多いことに驚きます。様々なつながりが網の目のように張り巡らされているということを実感します。

 夜は、大迫の早池峰いきいき交流館で県政報告会をやりました。日曜の夜、寒いなかにも関わらず、15人の方にお集まりいただきました。大迫の人は、人がいい方が多いので、暖かい雰囲気の中での報告会となりました。質疑では、無所属での活動、大迫病院の診療所化、子供のいじめと自殺について、意見が出されました。子供の自殺については、私も言いたいことがあるので、なぜ子供が自殺するのか、どうやって食い止めるのか、私の考えを話してきました。今の日本では、「生きる」ということが当たり前になり過ぎて、実に軽くなってしまっています。今一度、「生きる」という原点に立ち返ることが必要なんだと思います。いずれ、このことについては、来月の一般質問でやりたいと思います。今日は激励の言葉もたくさんあり、勇気づけられました。夜は会合に出席しました。

 今日、旧3町で飲食店を経営する支援者が村八分に遭っていることを本人の口から聞きました。お店に人がまったくこなくなってしまって、このままでは店を続けられないということでした。理由は、私を表立って応援しているから。目的を達成するためには手段は選ばないということなのでしょうが、この民主主義の時代に信じられません。


11月18日(土)

『向上心のある奴は違う』

 今朝は、大迫地区を挨拶回り。その後、花巻に戻り、南万丁目地区を挨拶回りして歩きました。同級生や友人にも手伝ってもらい、助かりました。まだ付き合いの浅い年下のTくんは、時間があくと、手伝いにきてくれます。休みの日に悪いなと言うと、「こっちの方こそいい勉強をさせてもらってます」と彼は言います。なかなか言えることではありません。彼はそれなりにいいお給料をもらっていますが、今の仕事は本当にやりたいことなのか日々自問自答しているようです。いじられキャラのTくんですが、現状に甘んじることなく、向上心を持っている人間というのは違うなと改めて見直しました。

 午後も中学の同級生に手伝ってもらいました。この同級生Nくんは、私の中学1年のときのクラスメートですが、一緒だったのはこの1年だけで、私は北中に移ってしまい、彼は花中に残ったので、その後疎遠になってしまっていましたが、とあるお店で再会。二週間前に、第一子が誕生したばかりというにも関わらず、こうして手伝いにきてくれるのですから、感謝の一言です。組織のない私にとってはこうした仲間だけが頼りです。せっかくの休みの日にも関わらず、本当にありがたいです。

 その後、イトーヨーカドー前で街頭演説。引き続き、湯本地区を挨拶回りしながら、住宅地の一角で街頭演説。途中、あるお宅から夫婦が現れ、最後まで私の話を聴いてくれました。ありがとうございましたとお礼に行くと、「こちらこそ、いい問題提起をしてもらい、勉強になりました」と逆にお礼を言われ、ありがたかったです。

 夕方から、また別の友人と石鳥谷の八重畑地区を挨拶回り。途中、2カ所で街頭演説をやりました。5時ともなると真っ暗になるので、歩くのもたいへんです。このあたりはどのお宅にも犬がいるので、いきなり吠えられたりして、びっくりすることもままあります。昔、私の同僚秘書が、支援者宅の犬にかまれ、ズボンを裂かれてきたこともありました。

 夜は、一件会合に出席してきました。


11月17日(金)

『花巻人はバカだと言われ』

 今朝は、二枚橋商店街、西宮野目ファミリーマート前、金婚亭前交差点、Aコープ矢沢前で街頭演説をやりました。終了後、事務所に戻って、チラシ書き。一心不乱に書き続け、夕方に業者に原稿を出しました。朝から何も口にしていなかったので、腹ごしらえをし、南万丁目地区を挨拶回りしてきました。戸別訪問をしていると、それぞれのお宅の生活の様子などが見えて、面白いです。玄関先までゴミが溢れている家があったり、風呂場から演歌が聞こえてきたり、夫婦喧嘩のとばっちりをくったり、まあいろいろです。

 夜は、五郎城のローソン前で街頭演説をやり、その後、北湯口公民館で県政報告会をやりました。6人という少ない参加者でしたが、ユニークな参加者ばかりで、質疑はだいぶ白熱しました。行政の怠慢、あるいは市民の意識の低さなど、花巻市の問題点が次から次へと指摘されました。今日の参加者はみんな外から北湯口に入ってきた方ばかりでしたので、外の目で見るといろいろ気付くことがあるようでした。外から入ってきた人の方が意識が高いということはよくあります。地元の方も「よそ者に何が分かるんだ」と排除しているだけでは、いつまでたっても地域の発展はありません。ずっと暮らしていると、なかなか足元に目がいきませんが、外の目は、足元にある当たり前の価値や問題点に光をあててくれるサーチライトのようなものだと思います。

 横浜出身の方が、花巻の人間はバカばかりでどうしようもないと繰り返し言うので、私も途中で堪忍袋が切れかかりましたが、抜きかけた矛をさやにおさめ、言いました。「あなたはいずれ横浜に戻るからいいけれども、私はここでずっと暮らしていく。だから、文句ばかり言っていても仕方がないから、こうして変えようとして行動している」。この町でずっと生きていくのであれば、自分の町をさげすんだり、文句を言っているだけではなく、まずは行動することが大事ではないでしょうか。だって、この先ここでずっと生きていくわけですから、他の楽しそうな町を指をくわえて見ているより、少しでも自分のいる町を楽しくした方がいいじゃないですか。自分たちの町を変えるのは、自分たちしかいません。


11月16日(木)

『お願いされます』

 今朝は、花巻南温泉郷ファミリーマート前、笹間タクシー前、湯口郵便局前、滝ノ沢交差点で街頭演説をやりました。気分転換にと初めて滝ノ沢でやりましたら、民家から女性がふたり出てきて、寒い中、最後まで話を聴いてくれました。朝早い時間にも関わらずありがたいことだな〜と思ったら、女性たちの方が「わざわざ、こんなところまで演説に来てくれてありがとう。いろいろ考えさせられました。これからもたまにここでお願いします」と言われ、恐縮してしまいました。

 この言葉を聞いて、ある人の話を思い出しました。「政治家はなんでみんなにお願いします、お願いしますとしか言わないんだ。選挙のことしか頭にないからだろ。お前たちは、世のため、人のために、誰もやりたがらないことを俺たちの代わりにやってくれているのだから、もっと胸をはれ。お願いするのは、俺たち有権者の方だ」。そんなふうに考えたことがなかったので、とても新鮮な考え方でした。こう考えてくれる人がたくさんいれば、政治という仕事をしていることにもっと誇りを持てそうなものですが、現実には、有権者に選ばれ、支援者に活動を支えられている以上、「お願いします」は口癖になっていますし、街頭演説や戸別訪問をしていても、うっとうしがられることも多いです。ですから、そんなふうに考えてくれる人が他にいるだろうかと首をかしげてしまうわけですが、今朝の女性まさにそんなふうに考えてくれる人でした。「お願いされます」という政治になっていけばいいですね。

 午前中は事務所でチラシの原稿書き。午後は、南万丁目地区を挨拶回りしてきました。夕方は、HAIKARAYAさん前で街頭演説。夜は暗くて目立たないのですが、真後ろの停めた愛車アルトのライトをつけ、その前でやってみました。演説を聴きに来てくれた近くの美容院の友人が、「どうせなら、電球を体中につけてやったら」と粋な提案。うーん、さすがにそれは…。近くのお店の方もみなさん外で私の演説を聴いてくれました。ありがとうございました。夜は、桜町一丁目公民館で県政報告会をやりました。参加者は7人。ひとり、知らない若い男性がいました。老舗和菓子屋の10代目の若社長でした。先ほどの街頭演説を聴いていて、この報告会を知り(演説中に報告会の案内もしているので)、急遽予定を変更して、聴きにきてくれたとのことでした。

 「街頭演説をしているのを見かけていたのがきっかけで、前回投票した。自分が投票した人がその後どうなっているのか興味があり、報告会に来てみた」と若社長。若い人はみんな政治に無関心ですが、こういう人もいるんだな〜と思って、感心してしまいました。この若社長のような人が増えれば、世の中は変わると思います。まずは関心を持って、行動する。これだけのことですが、若い世代にとっては簡単なようで難しいようです。愚痴ってるだけでは、何も変わらないのですが、それほど不満もないということでしょうか。

 いずれ、政治に参加することにどこか抵抗があるようで、政治に参加することがカッコ悪いとすら思っているふしもあります。実際、昔の私がそうでした。人目を気にしているところもあるんですかね。でも、ただ集まって、なんとなくだらだら飲んでいるより、自分の暮らしている世の中に関心を持って、あーだ、こーだと議論しながら飲んでいる方がよほど面白いと思うし、自分を高められるはずです。目的意識もなく過ごしている人と飲んでいても、つまらないだけです。たった1回ポッキリの人生なので、私は無意味に無駄な時間を過ごしたくありません。


11月15日(水)

『狩猟解禁日』

 視察三日目は、帰るだけの日程です。中部国際空港、いわゆるセントレアはまるでテーマパークのようでした。空路、花巻へ。お昼過ぎに事務所に戻り、午後は打ち合わせ、事務仕事。夕方から、コナカ前、アルテ前、大迫のスーパーみずかみ前で街頭演説をやり、夜は内川目で、狩猟解禁を祝う会に出席してきました。昨年は熊汁が出ましたが、今年は鳥を丸二日煮込んだダシでいただく手打ち蕎麦がふるまわれました。次の会場に移動する途中、夜空を見上げると、満天の星空でした。手を伸ばせば届きそうなほど、星が近くに感じました。本当にきれいでした。


11月14日(火)

『変身』

 視察二日目。午前中は、磐田市役所で「しずおか子育て優待カード」の具体的な取り組みについてヒアリングを受けてきました。午後は、愛知県に移動し、名古屋市内の「NPOまめっ子」及び柳原通商店街振興組合を訪ね、商店街における子育て支援の取り組みについて視察してきました。この商店街も例外に漏れずに、近年、大型店出店や地下鉄開通に伴い、空き店舗が目立っていました。そこで、「子育て」を切り口にした新しい機能を有することで、商店街に子育て世代を呼び込み、賑わいを生み出そうと、商店街と子育て支援施設が協働して、さまざまな試みを行っていました。モノを売るだけの商店街から、サービスを売る商店街へ。時代の変化と共に、商店街の姿や役割も変わろうとしています。

 夜は、名古屋市内で会食。委員のみなさんと、鳥料理をいただきながら、懇親を深めてきました。


11月13日(月)

『菊の花〜♪』

 今日から、子育て支援・少子化対策特別委員会の県外視察で、静岡県と愛知県に行ってきます。初日の今日は、子育て支援先進県の静岡県議会に行き、静岡県における子育て支援対策について、ヒアリングを受けてきました。

 静岡県では、夫婦が希望する数の子どもを、現実に生み、育てることができるような社会の実現という理念のもと、特色ある施策を行っていました。なかでも、ユニークなのが、しずおか子育て優待カード事業。事業の目的は、子育て家庭を地域・企業・行政が一体となって支援する気運の醸成。優待カードは18歳未満の子どもを持つ保護者及び妊娠中の方に配布し、協賛店舗、施設で様々な特典を受けることができるというものです。実際の費用はカードに使う紙代だけということですから、ほとんどお金もかけていませんでした。ヒアリングのあと、日本でもっとも古い議会を見学してきました。なるほど、確かに古かったですが、重厚なつくりで格調高さを感じました。

 夜は、静岡市内で会食。委員のみなさんと、『菊の花〜♪』で懇親を深めました。


11月12日(日)

『初雪』

 今朝は、事務所がある一日市の資源回収のお手伝いをやりました。そのあと、グランドゴルフのお邪魔して、午前中は昨日に引き続き、北湯口を挨拶回りしてきました。高校の同級生にもチラシ配りを手伝ってもらいました。貴重な休みの時間を割いて手伝ってもらい、本当にありがたい限りです。午後は、小舟渡地区の文化祭と四日町二丁目地区の文化祭にお邪魔してきました。小舟渡公民館では茶室ももうけられていて、おいしいお抹茶をいただいてきました。作法を一通り教えていただき、とても勉強になりました。そのあと、アルテ、イトーヨーカドーで街頭演説をしてきました。今日はなんだかとても寒くて、まだ薄着でしのたで、ぶるぶる震えながら演説しました。

 それから、北大の育ての親、佐藤昌介生誕150年記念式典に出席。佐藤昌介先生は花巻出身です。みなさんご存知でしたか。活躍の場が花巻ではなかったこともあり、なかなか市民のみなさんですら知らない佐藤先生の偉業に今一度スポットをあてようという動きのなかで、この記念式典となったようです。発端は、「佐藤昌介先生の生誕150年記念式典をやるべきだ」という一般市民が岩手日報に投稿した記事だったそうです。佐藤家親族のみなさんや、北大総長も出席され、盛大な式典でした。

 それから、金矢温泉に移動して、太田地区にある食堂の30周年記念式典に出席。祝辞をのべてきました。一口に30年といっても、たいへんなことです。私が32歳ですから、私が2歳のときにこのお店が始まったということになります。昨夜は、双葉町で一番古いお店にお邪魔しましたが、その店はいつもお客さんがいません。いても、ひとりかふたり。長く続けてきた秘訣はなんですからとママに聞くと、「自分が食べるぶんだけ稼げればそれでいい」。

 無理せず、欲を持たず、身の丈にあった経営をすることが大事だということなのでしょう。背伸びして、結果、こけてしまう会社やお店が多い世の中にあって、根強いリピーターに支えられ、細々とではありますが、「ほどほど」の価値観でこれまでお店を続けてきたわけです。この食堂も、同じような「ほどほど」路線で、地域のみなさんに支えられ、今日の祝賀会に至ったわけです。本当におめでたいことです。会場を出ると、雪が降っていました。初雪です。昼間、どうりで寒かったわけです。夜は一件会合に出席してきました。

 明日から子育て支援・少子化対策特別委員会の県外視察で、静岡県と愛知県に行ってきます。


11月11日(土)

『空港より沿岸振興』

 今朝は、7過ぎの新幹線に乗り、10時過ぎに花巻に戻りました。午前中は、地元の後川の掃除をお手伝いに行ってきました。空き缶やタバコの吸殻などのゴミがたくさんありましたが、掃除をするたびに、ゴミの量が減ってきているような気がします。途中からどしゃ降りになり、ずぶ濡れになりました。午後は、北湯口地域を挨拶回りしてきました。民家が点在しているため、なかなかはかどりません。夕方からイトーヨーカドー前で街頭演説。夜は、里川口公民館で県政報告会をやりました。

 最初は4人しかいませんでしたが、ぽつりぽつりと参加者がやってきて、結局10人のみなさんにきていただきました。話の途中、参加者から何度か拍手されました。私の主張に共感していただいたということでしょうから、うれしかったです。空港問題に入る前に1時間たってしまいましたが、参加者から空港問題は是非話を聞きたいとリクエストがあったので、予定をオーバーしてお話させていただきました。空港問題の話をする前に、今日も参加者に賛否を聞いてみました。新ターミナルビルに賛成は2人、反対は7人、どちらとも言えないが1人、という結果でした。仙台アクセス鉄道が開通すると、仙台空港からJR仙台駅まで16分だそうです。外国人観光客の出口と入口は何も花巻空港である必要はないというのが私の主張です。今日の参加者の言葉を借りれば、「人のふんどしで相撲をとる」という戦略でいくべきです。

 質疑は、県北・沿岸振興に集中しました。参加者からひとつ提案がありました。沿岸地域には浄土ヶ浜や北山崎など豊富な観光資源がありますが、外国や他県のお客さんはみんな素通りで宿泊するお客さんが少ない。地理的な条件を考えれば、宿泊させるのは難しいので、県内内陸のお客さんにターゲットをしぼるべきだという意見でした。内陸のお金を沿岸に落とす。つまり、観光の地産池消ということでしょうか。また、内陸の小中学生たちにウニの殻むきなどの体験型漁業をさせるのも面白い。子供たちが、岩手県の足元にある資源や価値を実感できるという意見もありました。

 いずれ、花巻市民が、地元の空港問題に反対で、もっと困っている人が多い県北・沿岸地域の問題を真剣に話し合ったわけですが、すばらしいことだと思いました。他にもっと深刻な地域があるかもしれないがそんなことは知ったことではない。まず自分の地域がさらに豊かになればそれでいい、という有権者の意識も利益誘導政治を助長してきた面があるわけですが、そうした社会のあり方が、自分さえよければいいという利己的な若者を生み出している土壌にもつながってきたような気がしてなりません。

 夜は、中学の同級生たちの定例会に出ました。みんな昔と変わっていません。当時、ムードメーカーだった人はやはり今でも場の盛り上げ役。当時、斜に構えていた人はやはり今でも外野からチクリチクリとやります。面白いほど、当時のままで、なんだか安心させられました。そのあと、一件会合に顔を出してきました。


11月10日(金)

『ベストホームページ賞受賞ならず』

 今日は、第6回都道府県議会議員研究交流大会に出席するため、朝7時過ぎの新幹線に乗車。久々の東京でしたが、上着をきて歩いていると汗をかくくらい、暖かかったです。国会に何件か挨拶に行き、午後から交流大会に出席しました。岩手県議会からは10人参加しました。47都道府県ありますから、総勢500の都道府県議会議員が一堂に会し、それはすごい人でした。

 パネルディスカッションでは、「これからの議会・議員に期待するもの」と題し、数人の識者が議論しました。要約すると、「今の地方議会であれば、あってもなくても同じ。新しい分権時代にふさわしい地方議会に生まれ変わらなければならない」というようなことを言われていました。もっともな指摘でしたが、そのあとの質疑が面白かったです。各都道府県議会議員が、「冗談じゃない。なんでそこまで言われなきゃいけないんだ。マスコミや学者や国会議員に、我々の現場が分かるのか」とえらい剣幕で、パネリストに食って掛かり、会場は拍手喝采でした。手前味噌ですが、岩手県議会はまだまともなんだなと思いました。

 夜は、昔の秘書時代の仲間にあって、いっぱいやりました。彼は今、政治家を目指して大学院で勉強中。いずれ故郷の福島に戻って、政治家になりたいんだそうです。同じ東北人として、がんばりたいです。

 今日、マニフェスト大賞の表彰式が毎日新聞本社であり、岩手県議会3会派が見事グランプリを獲得するという快挙を成し遂げました。地方議会で初めてマニフェストをつくったチャレンジ性が評価されたようです。県知事選挙で初めてマニフェストを掲げた増田知事がいなければこの受賞もなかったわけですから、影の立役者は増田知事であることは誰もが認めるところでしょう。ちなみに、私のベストホームページ賞受賞はなりませんでした。選考の最後まで奮闘したようですが、三重県議会の壁は厚かったようです。残念ですが、今回のノミネートを励みに、さらに分かりやすいホームページをつくっていきたいと思います。


11月9日(木)

『モンダの人々』

 今朝は、大迫地区ローソン前、大迫総合支所前、大迫商店街で街頭演説をやりました。寒くなってきて、朝市のお客さんもずいぶんと減りました。露店もいつもの半分くらいしかありませんでした。今朝は雲ひとつない青空でした。しかもいつもの青空よりも濃い青さでした。学生時代にアマゾンのジャングルで見た以来の青い空でした。空を見上げながら、演説をしました。気持ちよかったです。

 午前中は事務所で事務仕事、打ち合わせ。午後は、挨拶回りをしました。最近、選挙が近くなるにつれ、「選挙とはこういうもんだ」と心配してくる方が増えてきました。私の選挙はこれまでの常識からすると非「常識」な選挙なので、みなさん心配されるようです。しかし、私はこれまでの選挙の常識を疑うところから始めています。「選挙とは金がかかるもんだ」、「組織の支援は受けるもんだ」、「後援会支部はつくるもんだ」など、これまでの「もんだ」をすべて否定したのが前回の選挙でした。「もんだ」が恐ろしいことだということは、これまでの政治にまつわる多くの不祥事を見ていれば分かります。浅野史郎さんが、「モンダの人々」という面白い文章を書いていますが、納得しました。浅野さんとはどうも感性がピタリと合います。


11月8日(水)

『ふつうの人たちが世の中を変える』

 今朝は、桜台一丁目交差点、花巻駅西口岩銀前、西大通り二丁目交差点、若葉町彩月前で街頭演説をやりました。今朝も地元のパトロール隊の方が朝早くからがんばっておられました。この間まで普通に散歩していたおばさんが、今日はパトロール隊の蛍光ベストを着て、散歩していました。浅野史郎さんが言っている「ふつうの人たちが世の中を変える」という一例ですかね。肩肘はらずに無理のない範囲でやるということですから、これなら誰でもできそうですね。登校中の小学生たちに「勉強がんばれよ」と声をかけたら、「おにいちゃんこそ選挙がんばってね」と言われ、苦笑いしてしまいました。

 午前中は、県立花巻厚生・北上統合病院(仮称)の新築工事に向けた安全祈願祭が北上市村崎野地内で行われ、出席してきました。岩手中部保健医療圏内の基幹施設となる新病院は、免震構造の地上六階、地下一階建て。本館に加えて敷地内には、リニアック(放射線治療装置)棟や緩和ケア病棟などが併設され、平成二十年度末の開院予定になっています。県の財政難、医師不足、臨床研修の必修化など、医療を取り巻く環境は厳しさを増しています。質の高い医療を維持していくためには、限りある医療資源を集約化し、効率的な医療システムを構築していかなくてはなりません。

 午後はお見舞いに一件行き、夕方まで挨拶回り。夜は、南城のサンデー前で街頭演説をしたあと、桜町公民館で県政報告会をやりました。ずいぶん古くて小さい公民館でしたが、味がありました。壁には、宮沢賢治の「風とゆききし 雲からエネルギーをとれ」の言葉が。私がもっとも好きな賢治の言葉のひとつです。参加者は6人でしたが、和やかな雰囲気でした。少なければ少ないなりのよさがあります。岩手の素晴らしさ、竜巻災害、県立高校必修科目未履修問題、障害者福祉、岩手競馬についてお話させていただきました。質疑では、新統合病院について、競馬組合について、無所属での活動について、意見が出ました。なんだか寒気がとまらず、くしゃみを連発しながらの報告会になり、申し訳ありませんでした。


11月7日(火)

『金に動かされなかった男』

 今朝は、花巻駅前、吹張町商店街、市役所前、上町商店街で街頭演説をやりました。調子がいまひとつなのもありましたが、マイクの電池の残量が残りわずかで、大きな声を出すとすぐ切れてしまうような状況だったので、いつもより低めの声でやりました。上町商店街では、友人夫婦が来てくれ、最初から最後まで話を聞いてくれました。だいぶ寒くなってきたので、そろそろホッカイロなど防寒グッズを用意しなくてはと思っていましたが、先日、支援者の方から「ホッカイロと暖かい帝人の下着を送りました」とのメールが。この季節、なによりもうれしいプレゼントです。本当にありがたい限りです。

 午前中は事務所に戻って、事務仕事。午後は葬儀のため、大迫へ。紅葉が終わりかけていましたが、それでもとてもきれいでした。午後は何件か挨拶回りをして、夕方まで調べ物やお願いごとに回ってきました。夜は、大沢温泉で「大石登志夫氏 知事表彰受賞祝賀会 岩手県調理師技能士会花北支部忘年会」に出席してきました。

 今朝の新聞に、広島カープのエース黒田博樹投手がFAを行使せず、残留を決めたとの記事が出ていました。子供のころからカープファンの私にとっては、たいへん嬉しいニュースでした。今回の決断について、黒田投手は次のように記者会見で語っています。「僕はカープに10年お世話になって、入団した頃にはここまでの投手になるとは誰も思っていなかったと思います。そんな僕をここまでの投手に育ててくれたのはカープ。そのチームを相手に僕が目一杯ボールを投げる自信が正直なかった。それはプロじゃないといわれればそうかもしれませんが、僕の気持ちはよそのユニフォームを着て、カープの選手に対してボールを投げる自信がなかった。それが今回の決断になりました」。黒田、お前は男だー!


11月6日(月)

『政治なんか知らん』

 今朝は、一日市商店街、浅沢鳥海神社前、松園町交差点、椚ノ目交差点で街頭演説をやりました。まだ本調子ではありませんが、今日もまた多くの方々のご声援に支えられ、マイクを握りました。最近、車の中からでは何を話しているのかよく聞こえない、早口で何をしゃべっているのか分からない、という声を頻繁に耳にするようになりました。演説の仕方を改善しなければならないな〜と思う反面、こうした声を嬉しくも思います。というのも、この声は、私が何を話しているか聞きたがっている裏返しでもあると、プラス思考の私は思うからです。

 これまでは、あまりこうした声はありませんでした。「おっ、今日もやってるな」みたいな感じで、街頭に立っている私を見ることで満足していた有権者が、それだけでは満足できなくなり、「今日は何をしゃべっているんだ?」と話の中身に興味を持ち始めたわけです。丸二年街頭に立ち続けましたが、ようやく、好奇心→関心という段階にようやくたどり着いたということでしょうか。これが、好奇心→関心→行動までいくと、県政報告会を聞きにくるということになります。

 組織のない私の県政報告会に、なんとか人が集まってくれるのも、これまでの街頭演説という種まきがあってこそです。「車の中からだとなかなか話をゆっくり聞けなかった。一度、高橋くんがどんな話をするのか聞いてみたかった」という理由で県政報告会に来られる方がかなりいます。投票率が下降の一途を辿る政治無関心時代にあって、動員なしに有権者の足をこうした県政報告会に向けるのは、簡単なことではありません。仕事が終わり、疲れて帰ってきて、これから一杯という時間に、わざわざ時間をさいて話を聞きにきてくれるということがよほどのことだということを私は知っています。なにしろ、私自身がかつてはそうでしたから。よく分かります。

 無関心が世の中を駄目にしていると考える私にとって、報告会に来てもらうということの意味はたいへん大きいものです。62回の県政報告会で、合計800人以上の方に来ていただきましたが、単なる数字以上の重みをひしひしと感じます。ただ、やはり残念なのは、報告会に若い人の姿が見えないことです。若者の無関心ぶりは、より一層深刻です。政治に関心を持つことがかっこ悪いことだとすら思っています。自分の暮らしている社会と政治がどう関わっているのかが分からないのが一因だと思います。

 政治と暮らしは一蓮托生で無関心が結局は自分の生活に損になって跳ね返ってくる、あるいは自分たちが一生懸命働いて役所に納めた税金が無駄遣いされたら頭にこないかなど、同世代に伝えたいことはたくさんあるわけですが、話を聞いてもらわないことには始まりません。若者の足を公民館に向けるには、何か工夫が必要だな〜と思いながらも、何も妙案が思いつきません。

 午前中は、相談に伺ったり、お願いに行ったり、あちこち飛び回っていました。午後は文化会館で行われた暴力団追放花巻市民大会に出席。その後、病院に行ってきました。夕方まで挨拶回りをして、二枚橋交差点で街頭演説。夜は、宮野目の葛中公民館で県政報告会をやりました。今日は、8人の参加者でした。久しぶりの報告会でしのたで、たくさん話してしまいました。話していると元気になってきました。やっぱり話していないと駄目ですね。私は話すことが好きなんだな〜とつくづく思いました。質疑では、医療の問題、人口減少社会の到来に伴う過疎の問題などが出ました。これまでは、人口や経済の拡大と共に町は郊外へと広がってきました。これからは、人口や経済が縮小に反転するので、町もある程度集約化されていることは避けられません。

 低成長時代に、郊外へと広げてきた上下水道や道路などの社会インフラを維持するのは財政的に考えて、難しいです。今日の参加者もそのことを感じておられ、こんなことを言われました。「人がいなくなってしまって、一人暮らしの年寄りも増えている。近くに暮らしていれば、年寄りの様子を毎日見にいってやれるが、3キロも離れたところまでは行けない。ある程度の人が集まった集落があってこそ、結いの精神も発揮される」。

 夜は、事務所で原稿書き、事務仕事をやりました。


11月5日(日)

『役員のいない役員会議』

 今朝は、今年最後の一日市の朝市。いつものようにタマゴの無料配布のお手伝いをさせていただきました。なんだか具合が悪く、朝市恒例のおそばも食べられませんでした。終了後、事務所で事務仕事をし、お昼前に市場まつりへ。昨年に続き、大盛況でした。お昼過ぎからイトーヨーカドーで街頭演説をして、午後は高木地区を挨拶まわり。夕方から、南城サンデー前で街頭演説をして、夜は事務所で役員会議を開きました。役員会議といっても、私の後援会で肩書きがあるのは後援会長だけですから、主だったボランティアスタッフの方にお集まりをいただき、今後のことについて相談させていただきました。

 基本的に、選挙が近くなるからといって何か特別なことをするつもりはありません。街頭演説、県政報告会、ホームページ、チラシなど、日頃の活動をこれまで通り続けていくだけです。とは言いつつ、次から次へと問題が発生し、一方で人手不足、資金不足は相変わらず。不安も募りますが、やるべきことを淡々とやるしかありません。私は前回の選挙を忘れました。振り返って冷静に考えてみると、前回の選挙は私にとっていい条件が重なった選挙だったので。

 夜は支援者の家の食事会にお招きいただきました。昨日のお昼から食欲がまるでなく、何も食べていませんでした。まだ食欲がありませんでしたが、食べるのも仕事のうちと食べていましたが、食べたものをぜんぶ吐いてしまいました。疲れ、ですかね。


11月4日(土)

『長い帰途』

 今日は花巻に帰るだけという一日です。帰るだけと言っても、花巻までマイクロバスの走行距離は500キロ。ちょうど東京に行くくらいあります。しかも、途中、フェリーもありますから、一日がかりになってしまいます。フェリーに乗るのは大学以来。当時、金のない私は三度に渡り、フェリーで中国に行きました。確か、新鑑真号とかいう船名だったような。あのときの船に比べて、今回の船は、夜間は船外に出れないなど、いろいろ規制があって、居心地があまりよくありませんでした。空いている時間に原稿を書こうとノートパソコンを持ってきたものの、データを忘れてきて、結局なにもできませんでしたが、そのかわり、参加者のみなさんとじっくりお話できて、収穫の多い視察でした。夜中に花巻に到着し、夜は事務所で原稿書き、調べ物、事務仕事をやりました。今日は、なんだか体調がすぐれない一日でした。


11月3日(金)

『障害者のまち』

 昨夜10時過ぎのフェリーに乗り込み、函館港に着いたのが深夜2時。ほとんど寝ずに、マイクロバスからフェリーまで飲みっぱなしで、障害者福祉その他もろもろ参加者と話をしていたので、意識もうろうとしたままマイクロバスに乗り込みました。時間調整のため、函館山の山頂に行き、函館の夜景を眺めました。たくさんの街灯が函館の地形を暗闇の中に浮き上がらせていました。みなさんその光景に言葉を失っていましたが、私は、遠野で見た満天の星空の方が好きだな〜。

 明け方に伊達市に到着しました。伊達市は海沿いの町で、何年か前に噴火した有珠山のふもとに位置しています。ちなみにこの有珠山、20世紀に四回も噴火した珍しい火山なんだそうです。有珠山の火口から煙が立ち上り、火力発電所の煙も立ち上っていました。この人口3万7千人の小さな町に、実に350人の知的・精神障害者たちが、グループホームやアパートなど、地域のなかで生活を送っていました。同じ国で、どうしてこうも違うのが不思議でした。最初に、伊達市の障害者福祉の拠点になっている通所授産施設『ふみだす』にお邪魔をし、所長の大垣薫男さんから同市の地域生活支援システムの説明を受けました。

 この『ふみだす』では、近隣7市町村のリサイクルプラザでビンとペットボトルの選別作業部門を受託しているとのことで、その作業現場を視察してきました。障害者のみなさんが手際よく黙々と選別作業をしていました。慣れるまで少し時間がかかったそうですが、慣れてしまえば、障害のあるなしは関係ないとことでした。障害者の就労の場をいかにして確保していくのか。このことは、民間に任せているだけでは進んでいきませんから、行政がやはりしっかり取り組んでいく必要があると思います。

 次に、重度重複障害のある方のためのグループホームを見学してきました。このようなグループホームは全国で10カ所程度しかないと言われています。木をふんだんにつかった建物で、なかの雰囲気もとても明るかったです。それぞれの部屋の入り口には、表札とともに利用者の好きなキャラクターグッズが飾られていました。これまでの障害者福祉施設というと、ともすれば職員が介護しやすいという視点から建物の設計が行われていたのを、このグループホームはあくまで利用者さんの視点に立った設計を行ったのだそうです。重度重複障害児を持つ首都圏の親が、仕事を辞めてわざわざ伊達市に移り住み、このグループホームを利用しているケースもありました。

 お昼を挟んで、最後に、だて地域生活支援センターにお邪魔し、所長の小林繁市さんの話を聞いてきました。小林さんになぜこの仕事に携わるようになったのか聞いてみると、「自分も障害者だった。施設のなかで暮らすのではなく、みんなと一緒に地域のなかで暮らしたいと思うのは当たり前」とお答えになりました。また、小林さんは「今、障害者が安心して暮らせる社会をつくるのは、みんなが安心して暮らせる社会をつくることでもある」と言いました。長生きすると、まったく障害とは無縁ではいられません。痴呆や身体障害など、なんらかの障害を抱える確立が高いわけです。障害者福祉は、一部の人の問題ではなく、どんな人も直面する可能性が高い問題なんだという共通認識を社会が持てば、障害者福祉は向上していきます。残念ながら、今の日本では、自分は障害がないし、身内にも障害者はいない。だから、自分には関係ない問題だ、というのが一般的な考え方です。この意識を変えていくことが必要です。前宮城県知事の浅野さんは、この意識変革のためには、障害者自立支援法と介護保険の統合が必要だと言っていました。このセンター内の事務所には、伊達市内で生活をしている障害者がどこに暮らし、どこで働いているのかが一目で分かる表がありました。何か問題があるとすぐ飛んでいくのだそうです。こうして一人ひとりの障害者の暮らしを見守っているのでした。

 夕方、有珠山の噴火口を見学に行ってきました。ちょうど、太平洋に太陽が沈むところで、海に一筋の光の道が浮かび、なかなか見ることができない光景でした。まだ、あちこちから蒸気が吹き上がっていて、地球の息遣いが伝わってきました。夜は、伊達温泉に泊まりました。伊達でできて、なぜ花巻でできないのか?など、様々な議論を遅くまでやりました。最後はやはり人だということになり、じゃあ誰がやるんだというところで議論が終わったような気がします。ここが一番難しい問題ですね。強行日程でしたので、最後はぐったりでした。


11月2日(木)

『親鸞聖人をしのぶ』

 今朝は、石鳥谷好地高橋商店前、石鳥谷文化タクシー前、石鳥谷駅前商店街で街頭演説をやりました。気温、3度。いよいよ本格的に寒くなってきました。下ズボン、ホッカイロが欠かせない季節となりました。午前中はそのまま石鳥谷を挨拶回りして、お昼過ぎから地元の浄土真宗のお寺の報恩講に参加してきました。浄土真宗の宗祖親鸞聖人の御恩徳をしのぶ会で、200人近くの檀家のみなさんが参加していました。

 午後は何件か挨拶回りをして、会合に3件参加。夕方まで事務所で事務仕事、原稿書きをしました。今夜から、花巻の障害者問題を考える市民の会のみなさんと一緒に、障害者福祉の先進地、北海道伊達市に視察に行ってきます。青森港からフェリーに乗って、伊達市に到着するのは明日の朝の予定です。行ってきます。


11月1日(水)

『3年目に突入』

 今朝は、胡四王一丁目交差点、東和土沢商店街、東和総合支所前、東和総合福祉センター前で街頭演説をやりました。おととしの11月1日から毎日2時間の街頭演説をスタートしたので、今日から3年目に突入することになります。土沢商店街では、開店前というにもかかわらずお店のシャッターをわざわざ開けて外に出てきて聞いてくれた方、総合福祉センター前では二人の方が交差点まで歩いてきて、座って聞いてくれました。辻説法を始めた2年前には考えられないことです。継続は力なり、ですね。現状に甘んじることなく、さらに努力していきたいと思います。

 演説終了後、お昼過ぎまで東和を挨拶回りしてきました。事務所に戻って、事務仕事、打ち合わせ。夕方から、お見舞い、会合、挨拶回り、お願いごとに回ってきました。夜は、会合に2件出席してきました。県政報告会が一週間続き、ただでさえも毎日2時間街頭演説をしてるので、さすがにアゴが疲れました。のどもかれ気味でしたが、今日の報告会はお休みなので、助かりました。何ごともほどほどに、ですね。

 今日、コブクロベスト手に入れました。2枚目の6曲目、最高〜。




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