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日々是好日

11月20日(木)

『県立病院は空気じゃない』

 今朝は、花巻駅西口岩銀前、花巻消防署前、桜台一丁目交差点で街頭演説をやりました。タイヤ交換、昨日していてよかったです。昨夜から降りはじめた雪が道路につもっていました。予報によればマイナス3度ということだったので、熱いシャワーを浴び、下ズボンをはき、ホッカイロをはり、防寒対策バッチリで街頭に立ったのですが、なぜかやたらと寒い。風もないし、おかしいな〜と思いながら2時間気合で乗りきりました。演説終了後、車の窓に映る自分の姿を見て、寒さの原因が判明しました。なんと、夏用のスーツを着ていました!ペラペラした薄い生地で通気性抜群。なるほど、寒いわけです。速攻、家に戻って、冬用のスーツに着替えました。

 今日は、久しぶりに時間の余裕ができたので、事務仕事をやりつつ、更新が滞っていた日記を書きました。今夜は、これからライオンズクラブの会合です。この夏、JC(青年会議所)に入ったので、何度か誘われていたライオンズクラブには入会するつもりはありませんでしたが、ある日、お世話になっている方々に昼食に誘われ、うなぎをたらふくご馳走になり、その場で「ライオンズに入ってくれないか」と言われ、「はい」と即答してしまいました。高校時代の部活の勧誘と同じ手口にまんまとひっかかってしまったのでした。ライオンズでは、人を呼ぶときに『○○ライオン』と言います。私は、『高橋ライオン』と呼ばれています。なんだか強くなった気分になります。

 今朝の岩手日報一面に、県立病院の医師の退職に歯止めがかからないという記事が出ていました。4年間で140人が退職。過酷な勤務が背景にあるようです。記事が指摘しているように、県民の側も『限られた医療資源をどう守っていくか』という意識改革が求められています。私はこの記事を見て、先日常任委員会で訪れた兵庫県立柏原病院を思い出しました。医療崩壊の責任の一端は住民にもあると反省し、「コンビニ受診を控えよう、お医者さんに感謝しよう」という住民運動を町ぐるみで展開したあのママさんたちを。柏原病院の院長は、ママさんたちの市民運動を「革命」と讃えています。「たとえ、この地域が医療崩壊の焼け跡になったとしても(考えたくはありませんが)、その功績は必ずや将来の地域医療再生の道標となることを確信しています」。本県の地域医療再生にとっても道標となるのではないでしょうか。県は、「県民みんなで支える岩手の地域医療推進会議」を設置し、県民の意識改革に取り組むとしています。柏原のママさんたちの場合は住民自らが立ち上がったのに対し、本県は行政主導というところが気になりますが、なんとか住民の意識改革のきっかけになるようにもっていかなければなりません。

 ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、本県は全国最多の県立病院を抱えています。昭和25年に岩手県議会で丸三日かけて議論し、県立病院を採択しました。全国初の県営医療ということで進み、県が赤字再建団体に転落したときも、県立病院を維持し続けました。前医療局長が退任前の最後の常任委員会で私の質問に対し、次のように答えています。「私は全国に誇る医療政策のひとつなのだろうと思いますけれども、診療所化とか、改革を進めたときに、住民の方たちは空気みたいに、あって当たり前のような感じの雰囲気がある。県は歯を食いしばって県立病院を守り続けてきましたが、我々もこんなに苦しくてもがんばってきているのですということを情報提供してこなかったという反省がある」。県民も行政に求めるだけでは駄目です。自分たちも地域医療を担う一員としての役割を果たさなければ、地域医療の崩壊は食い止められないという現実を知っていただきたいと思います。

 明日は、東京で全国都道府県議会議員研究交流大会があります。私は『インターネットを活用した議員の情報発信』という分科会でパネリストをやります。


1119日(水)

『マッシュルームストア』

 今朝は、金婚亭前交差点、胡四王一丁目交差点、土沢商店街、福祉センター前で街頭演説をやりました。土沢と言えば、現在、土沢商店街で進行中の新長屋プロジェクトが注目を集めています。先日は、朝日新聞の全国版で取り上げられましたが、今度は世界の高級紙、ヘラルド・トリビューンでも紹介されました。きのこ屋の及川さんが、『マッシュルームストアのオイカワ』になっていました!写真の左側の方がそのオイカワさんですが、ジャージのズボンにシャツをインという粋な格好で世界デビューです。世界最速で少子高齢化社会に向かう日本の行方を、いずれ同じ道をたどる他の先進国は見ています。商店街の活性化、高齢者が安心して生活できるまちづくりに向けた住民主導の先駆的試みから今後も目が離せません。


 日中は、昨日に引き続き、大迫診療センター無床化の件で、地元住民や診療センターのドクターから話を聞いて回ってきました。今回の医療局が提示した案に欠けている部分が浮き彫りになってきました。途中、雪が降ってきました。初雪です。夜は、自民党石鳥谷支部の勉強会に講師としてお招きいただき、「県議会報告と政治課題」について講演をしてきました。初雪が降っただけに夜は一段と冷え込み、みなさん厚着をされいましたが、私はひとりで上着を脱ぎ、シャツの袖をまくって話しました。冬でもスーツ姿で街頭に立つので、下ズボンなどスーツの中が厚着になります。ですから、室内にいると暑く感じてしまいます。今夜は、ジョッキーのお父さんも参加していて、いろんなお話を聞くことができました。


11月18日(火)

『迷子』

 昨日に引き続き、今朝も4時起き。事務仕事を片付け、花巻駅前、吹張町商店街、上町商店街で街頭演説をやりました。日中は、県立病院の新しい経営計画案の調査のため、大迫へ。地元住民からお話を聞いて歩きました。入院できる施設がなくなるので不安だ、患者の家族が病院に通うのにお金がかかってたいへんだと、みなさん心配していました。夕方は北上バイパス口で街頭演説をやり、夜は第212回県政報告会を東和町南川目地区の川目第2集落センターでやりました。このあたり、昼でも道が分かりにくいところで、それが夜ともなるとまるで迷路。途中、山道に迷い込み、車幅しかないと思われる急勾配の坂道を下ったり、たいへんな思いをして公民館にたどりつきました。今夜は、5人の住民が参加してくれましたが、途中から2人の若い全国紙の記者が見学に来てくれました。いつもと勝手が違い、緊張しました。


1117日(月)

『唐突な無床診療所化』

 ここのところ飲み会続きのため、事務仕事ができません。なので、今朝は4時起きで仕事をやりました。7時から通常通り、一日市商店街、松園町セブンイレブン前で街頭演説をやり、県議会へ。午前中は、『いわての水を守り育てる条例』第20回検討会が開かれました。執行部の関係部局長にも出席いただき、条例案の説明と協力依頼、意見交換を行ないました。今月下旬から始まる12月定例会に同条例を提案し、常任委員会で審査されることになります。ここまで1年2ヶ月かかりましたが、私にとっては初めての議員提案条例なので、たいへん勉強になりました。

<水条例検討会の様子。1年2ヶ月に及んだ検討会も今回で最後となりました。>

 午後は、12月定例会に先立ち、議案説明会が開かれました。その際、県医療局から県立病院の新しい経営計画案が提示され、説明を受けました。深刻な医師不足と県立病院の経営不振のため、現在の機能の規模を維持していくことが困難なことから、09年度から紫波、大迫、花泉、住田、九戸の5地域診療センターの無床化(ベットをなくす)、10年度から沼宮内病院の無床診療所化するということでした。人口が減っていくわけですから、ある程度のダウンサイジング、集約化は、避けられませんが、そのやり方について首をかしげてしまうところがあります。地域事情が違うのに一律にというのも解せません。常任委員会でしっかり議論したいと思います。夕方から、会派と連合の政策懇談会に出席、夜は先輩と一懇やりました。


11月15日(土)

『埋蔵金の危うさ』

 昨夜、大迫産のワインを試飲するパーティーが農協であり、初のワイン樽鏡割りをしてきました。500人近いお客さんが来場しておりました。地産地消のおいしい食事と美味しいワインをたくさんいただいてきましたが、ワインの恐ろしさを忘れていました。ワインは飲みやすいので、グラス片手にあちこちで乾杯しては飲み干していました。昨夜はまったく平気だったのですが、今朝から強烈な二日酔い。午前中、厳粛な祝賀会の席で吐き気をもよおし、こともあろうか会長さんの挨拶の最中、中座してトイレに駆け込み、便器を抱え込んでしまいました。間もなくボージョレ・ヌーボ解禁です。みなさんもご注意あれ。

 日中は、イトーヨーカドー前、銀河モール前など4ヶ所で街頭演説。今、議論になっている給付金を始めとする追加経済対策の財源に埋蔵金をあてるのは反対だという話をしていたら、通りすがりの人から「借金を増やさずに景気対策やれるんだから、赤字国債を使うよりマシだろ」と言われ、その方は反論する間もなくスタスタ歩き去っていきました。このホームページを見てるかどうか分かりませんが、この場でしっかり反論しておきたいと思います。

 埋蔵金を使っても、国民負担がない、政府債務が増えないといのは基本的に間違いです。仮に、埋蔵金を使って財政支出を2兆円増やすと、政府の資産が2兆円減るので、ネットの政府債務は2兆円増えます。同じように、赤字国債を2兆円発行して財政支出にあてたとすると、政府の資産は減りませんが、政府債務が2兆円増えるのでネットの政務債務は2兆円増えます。つまりは、赤字国債を発行することと埋蔵金を使うことは同じことなわけです。埋蔵金を一般財源として使えば、負担なしに歳出を増やす方法があるという誤った考え方を国民に持たせることになり、モラルハザードを招きます。うまい話には気をつけなくてはなりません。


11月13日(木)

『核燃再処理工場』

 今朝は、里川口交差点、コナカ前交差点、胡四王一丁目交差点で街頭演説をやりました。今日は、県議会の環境福祉常任委員会のメンバーで青森県六ヶ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場に視察に行ってきました。私はこの2年半で同再処理工場に視察に行くのは3度目です。尾駮モニタリングステーション、高レベル廃棄物貯蔵管理センター、環境管理センターなどを見学し、日本原燃の川井副社長らと意見交換してきました。私の方からは、以下の4点について質問しました。

@ガラス固化体製造は確立した技術と言えるのか。
※用語解説【ガラス固化体】
使用済み燃料の再処理過程で分離される放射能の高い廃液をガラスで固めたもの。製造直後の固化体の表面近くでは、数十秒で人間が死ぬほどの強い放射能を出している 。放射能の強さが半分になるのに200万年以上かかる放射性物質を含んでいる。これを地下の最終処分場に埋める計画になっているが、処分場受け入れ地は未だに決まっていない。
A埋設するカラス固化体が環境に影響を与える恐れはないのか。
B国のワーキングにおいて耐震安全に係る活断層の評価を説明し、その妥当性を確認いただいたものと原燃は認識しているとのことだが、それを持って国が事業所の耐震安全性にお墨付きを与えたと考えているのか。
C岩手県内31市町村で「放射能海洋放出規制法の制定」を求める請願が採択されている。再処理工場の安全性について十分な理解を得られているとは言い難い状況だが、そのことについてどう考えるか。

 Cの質問に対して、川井副社長は「請願が採択されていることは残念で、私たちの努力不足だと思っている。長い時間をかけて一つひとつ安全を積み重ね、できるだけ多くの人に現地を見てもらって理解してもらいたい」と答えました。いずれも十分に納得できる回答は得られませんでした。この再処理工場から太平洋に放出される放射性物質を含む排水規制を求める請願など2本の請願が9月定例会に出されていましたが、継続審査となっています。今回の調査を参考に、12月定例開会中の常任委員会で2本の請願について改めて審査することになります。後の世代にも影響を与える問題なだけに、間違いのない判断をしなければなりません。


1111日(火)

『大迫のチベットへ』

 昨日の朝は、御宿玉川前、上町商店街で、夕方は北上バイパス口で街頭演説をやりました。それにしても寒かったです。今年一番の冷え込みではなかったでしょうか。下ズボンはいてなかったので、しんどかったです。ホッカイロが欠かせない季節になりました。

 夜は、大迫町外川目の落合公民館で第211回の県政報告会をやりました。この落合地区は、15戸の小さな集落です。大迫の一番はずれに位置し、少し行くと宮守です。参加者の1人が言いました。「ここに電気が入ったのは20年前。水道もまだ通ってない。携帯電話はもちろんつながらないし、大迫のチベットだ」。毎年、冬になると、このあたりでスリップして吹き溜まりにはまる車がたくさんあるようで、携帯電話は圏外ですから、真夜中に玄関をトントン叩かれ、電話を貸すことも頻繁にあるということでした。そんな辺境の奥地にあっても、不思議と住民に暗さはありませんでした。むしろ、底抜けに明るい。これはどうしたことだろうと、日頃の住民の暮らしぶりに耳を傾けました。

 「人もいないし、不便な地域だから、何かあれば、手伝うしかない。みんなで助け合う結いがある。それを子どもたちも見て育つから、自然とそうなる」と話す農家のおじさんがいました。先日開催した「だいこん刈り」にも、集落の子どもたちが孫を連れて、たくさん手伝いに来たんだと写真を見せてもらいました。3年前にみんなで何かやろうということで話し合って始めたイベントで、500円で肥料袋にだいこん詰め放題が人気を呼び、今年は順番待ちで並ぶ人までいたとか。

 また、落合集落は伝統的にバレーが強く、公民館の中には地域のバレー大会や農協のバレー大会で優勝した賞状がずらりと並べられていました。これも、「大人がバレーを楽しんでいる姿を見て育った子どもたちは、自分たちもバレーをやらないと楽しい輪に加われないということに自然となる」んだそうです。3世代に渡る大家族も多いようで、街中にはない大らかさと精神的なゆとり、笑顔がありました。数日前に案内を回したにもかかわらず、8人の方が参加してくれましたが、「ここは結束力がある。もっと早く案内持ってきてたら、15人は集まった」と自慢げに語る参加者たち。この集落には、私たちが忘れかけている幸せのかたちがある、そんな思いを感じつつ、公民館を後にしました。

<古くは昭和60年代から最近まで、バレー大会の優勝の賞状がずらりと飾られていました。>

 報告会終了後、事務所に戻ってメールを開くと、友人のKくんからメールが届いていました。本人の了解を得ず、勝手に掲載します。

▼▼ワタクシ、議員さん達の調査についての疑問と意見を申し上げます。 毎回思うんですが、調査はあんなに大勢行かなくてはならないんですか? 私は一人で十分だと思います。なぜかと言うと一人で行った方がお金が掛からないし、責任感が増してより良い調査に成ると思うからです。やってるかもしれませんが、調査の前に事前調査をして、今の時代であればネットでほとんどが調べられます。そのうえで代表者が責任をもって調査すれば何の問題もないような気がします。インターネットが無い時代であれば仕方ないような気がしますが、今の時代で動画もリアルタイムで簡単に見れますし、データーだってすぐ見れる。会議だってネットを使って会議もしています(交通費削減のため)。多分、民間企業はそうやって調査費を軽減したりと色々な工夫をしてますよ。▲▲

 耳が痛い内容でした。ひとりで調査にでかけるときは、確かに事前に下調べをして行きますが、委員会調査となるとあやしい…。単に行って、見て、終わり、という調査のあり方は改めなければいけないな〜と反省しました。

 今朝は、花巻駅西口岩銀前、花巻消防署前、HAIKARAYA前、山ノ神の東バイパス入口で街頭演説をやりました。目の前を行き交う車に霜が下りていました。今朝は下ズボンをはいていましたが、昨日よりさらに厳しい寒さで、途中から震えてマイクを握っていたところに、友人のKくんが半袖姿で登場。交差点で腕を組み、演説を聞いてくれました。気でも狂ったのかと思い、季節はずれの服装のワケを聞けば、裸参りに備えて体を慣らしているとのこと。そうでした。先日、酒の席で、カナメくんとガッツくんを口説き落とし、元旦未明に行なわれる壮絶な毘沙門裸参りに一緒に参加することにしていました。さすがは24時間100キロウォークを一発でクリアした王者。準備にぬかりがありません。頭が下がりました。


11月9日(日)

『ママさんパワー』

 水曜日から金曜日まで、環境福祉常任委員会の全国調査で岡山県、兵庫県に行ってきました。初日は岡山県議会で「地球温暖化プロジェクト、太陽光発電の取り組み」について、2日目は岡山県動物愛護センターで「動物愛護施策の取り組み」について、兵庫県立柏原病院で「コンビニ受診の抑制に向けた取り組み」について、3日目は芦屋市立芦屋病院で「公立病院内への民間診療所の設置」について、調査してきました。

<岡山県庁舎屋上に設置してある太陽光発電システム。県庁舎に導入されたのは全国初>

 今回の調査で特に興味を持ったのは、兵庫県立柏原病院の「コンビニ受診の抑制に向けた取り組み」でした。主役は病院でも行政でもなく、その地域に暮らしている小さなお子さんを持った若いママさんたちでした。小児科医が激減したことに危機感を持ったママさんたちは、「地域医療を守るために住民として果たすべき役割は何か?」を考え、コンビニ受診を控えるよう住民に呼びかける運動を始めたところ、時間外受診が前年の4分の1に減少。県外から赴任を希望する医師も現れ、小児科医がなんと5人に増えたんだそうです。これぞ住民パワー。驚きました。行政に求めるだけの『お任せ民主主義』があちこちで散見されますが、ママさんたちの取組はまさに『本物の民主主義』と言えます。人任せでは何も変わりません。本物の民主主義が広がれば、日本はもっといい国になると私は確信しています。

 全国調査は、移動が多いため、時間つぶしの本が欠かせません。今回は、阿川弘之の『井上成美』を読みました。帝国海軍きっての知性と言われたこの最後の海軍大将は、寄らば大樹の陰を嫌い、言うべきことははっきり言う孤高の人でした。人間、自らの属する環境に慣れてしまうと、なかなか物が言えなくなるものです。分かっちゃいるけど発言できない、気づいちゃいるけど行動できない、自らが属する殻や枠がたとえ間違っていると分かっていても、そこから一歩踏み出す勇気を持てない。そんな日本を覆う閉塞感を打ち破るために必要なものは何かを、井上成美は『個の自立』を通じて教えてくれます。

 そうそう、帰りの神戸空港で、面白いお土産を見つけました。『世界のナベアツのオモロー電卓』。数字をたたくとナベアツの声が出る音声電卓なんですが、3の倍数を叩くとアホになるというアホな電卓です。思わず衝動買いしてしまい、面白がってみんなに聞かせまくってたら、一日で電池が切れてしまいました。確かにウケるのですが、やかましくて、電卓としては使い物になりません。

 昨日、今日は、地元の河川清掃ボランティア、秋の消防訓練、療育センターふれあい祭、奥州早池峰会20周年記念祝賀会などの各種行事に参加し、アルテ前など4ヶ所で街頭演説をしてきました。昨日、たまたまテレビをつけたら、NHK大河ドラマ『篤姫』の再放送をやっていました。大政奉還への道筋をつけた坂本竜馬が暗殺されるシーンでした。最近読んだ司馬遼太郎の「人間というもの」にあった竜馬のセリフを思い出しました。「人間なんのために生きちょるか知っちょるか。事をなすためじゃ。ただし、事をなすにあたっては、人の真似をしちゃいかん。世の既成概念をやぶる、というのが真の仕事というもんじゃ」。竜馬は大事を成して、この世を去りました。享年33歳。


11月3日(月)

『米内光政』

 昨日から風邪気味で39度近い熱でしたが、一晩ぐっすり寝て起きたら、今朝は36度に下がっていました。文化の日の今日は、市勢功労者表彰式などの行事に出席し、午後から、アルテマルカン前、有田町交差点、北上バイパス口、銀河モール前で街頭演説をやりました。雨が降ったりやんだりのぐずついた天気でした。

 一昨日、私の母校の桜台小学校30周年記念式典がありました。懐かしい先生方の顔がたくさんありました。実に22年ぶりの再会です。当時が思い出されました。私の母親は、何度も学校に呼び出されるなど、先生方にはたいへんご迷惑をおかけしました。改めて、自分は学校と地域のみなさんに育てられたんだな〜との感を強くしました。祝賀会の乾杯の挨拶では、校歌の出だしを独唱してきました。いたずら坊主だった私も今や34歳の責任世代。今度は、私が恩返しする番です。地域のみなさんと力を合わせ、母校を盛り立てていきたいと思います。

 以前も何度か日記で書きましたが、桜台小学校のある高台を「桜雲台」と命名したのは、盛岡出身の最後の帝国海軍大臣、米内光政でした。その意味で、桜台小学校の名付け親も米内光政と言っていいかもしれません。恥ずかしいことに、最近までこの郷土の偉人が何をやった人なのかよく知りませんでした。この間、阿川弘之の『米内光政』を読み、その功績を知りました。危機に直面したときの真の指導者とは何か、政治家にとって一番大切なことは何かを学びました。米内光政は、海軍兵学校の席次は中以下、無口で鈍重、まったく政治に向いていませんでした。しかし、困難な局面で判断を誤りませんでした。肝心なときにものを言い、肝心なときに行動する政治家でした。政治的人間が必ずしも素晴らしい政治家になるわけではない、そんなことを米内光政は教えてくれます。




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