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730日(金)

『岩手の風を奈良へ』

 我らが兄弟、東征広が奈良に旅立ちました。ただ帰すのはもったいないと、新幹線ホームにサプライズを用意。「見送りにこないなんて、みんな薄情な奴らだな〜」と白々しいことを言いつつ、東くんと改札をくぐり、ホームへ。そこに待ち構えていたチーム高橋の面々。途端に、東くんは顔をくしゃくしゃにして泣き崩れてしまいました。サプライズ、成功!私もちょうど東京出張だったので、一緒に新幹線に乗り込み、一路、東京に向いました。

<東くんを見送るチーム高橋。岩手の風を奈良に送り込みます。>

 夜は、私の親分の坂井学さんと久々の再会。次期総選挙に向けて、作戦会議を兼ね、懇談しました。来月から毎月1回、私が応援弁士となり、坂井さんの選挙区でミニ集会をやることにしました。親分と子分で大いにこの国の未来を語りたいと思います。選挙区は違いますが、国会議員は国民を代表する議員なので、私は日本人のひとりとして応援し、なんとしても国会に送り込みたいと思います。自分の選挙も迫ってきましたが、同時平行で「地域政党いわて」の新人候補、奈良の東くん、横浜の坂井さんを応援していきます。


728日(水)

『サヨナラ東くん』

 昨日の夕方、熊本の「心の掃除隊」、上村剛くん(35歳)が花巻にリヤカー引っ張ってやってきました。昨年、熊本から東京まで歩き、今回は6月12日に東京を出発、9月11日にゴールの札幌を目指して、国道沿いをゴミを拾って北上しています。これまでに拾った空きカンは、3万本以上。リヤカーは100キロ以上あり、上り坂は普通の人ではビクともしません。各地の市役所に野宿し、行く先々で差し入れをもらって、無銭修業を続けています。私は昨年暮れ、熊本で彼に出会い、「来年、東京からリヤカー引っ張って花巻行きます」と言われたときはにわかに信じられませんでしたが、本当にやってきました。

 彼の経歴はユニークです。新宿の歌舞伎町で夜の仕事をやり、巨万の富を稼ぎましたが、3年間刑務所生活もやりました。出てきた後もまた歌舞伎町で働き、すぐに年商数億の荒稼ぎ。で、彼は「金儲けは飽きた。まったく正反対の世界に行きたくなって、ボランティアを始めた」。おもしろい男です。行く先々で善意に触れ、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな〜と感じるそうです。昨日は、山ノ神から私も一緒に歩きましたが、ゆでたてのトウモロコシを差し入れしてくれた人、焼きたてのパンを差し入れしてくれた人がいました。東北は寺や神社が多く、道徳心が強いのか、ゴミが少ないと言っていました。今日は、紫波に向かっています。私と同じ歳ですが、大いに刺激をもらいました。

<山ノ神で合流して、私もゴミ拾いのお手伝いやりました。>

 さて、奈良から武者修行にやってきた東くんとお別れのときがきました。さっき、最後の街頭演説に同行してもらいました。すっかり岩手に馴染んでしまって、方言までしゃべります。みんなにかわいがられ、このまま岩手に移住し、こっちで選挙に出たらと言われています。盛岡の県議補選、花巻市議選を手伝ってもらいましたが、どちらの候補者ともに新人だったので、来春選挙に初めて挑む彼にとっていい勉強になったようです。私も、教えることはすべて教えました。今、彼は「やるぞ」という気力と自信に満ちあふれています。

<2ヶ月前に比べ、一回りも二回りも大きくなった東くん。たくましくなりました。>

 奈良のみなさん、東くんをお返しします。彼は必ずや奈良のために働く男になります。どうか32歳のこの青年をお育ていただきたいと思います。餞別に、ノボリと拡声器を寄贈しました。あさってから、毎朝、街角に立つと思うので、どうかくれぐれも110番通報などしないようよろしくお願いします。来春の県議選、私の選挙とかぶりますが、一日くらい応援に行きたいと思っています。ガンバレ、ひがしまさひろ!


727日(火)

『「政治の素人」連勝』

 よどんだ空気を少しかきまわすことができました。地元の支援を一切受けないという常識破りの選挙で、脱サラ男が市議会の指定席の一角を崩しました。これで、「普通の人」が市議会議員になれるということが証明されました。ちなみに、選挙で使ったお金は5万ほどだそうです。前例ができたわけですから、後に続く「普通の人」が現れてくるでしょう。

<人生再出発を果たした細川宏幸花巻市議会議員。本日、当選証書をいただいていきました>

 私は、なぜ自分に続く若い人がでてこないのかしばらく考えましたが、おそらく私がある意味で「普通の人」ではなかったからなんだと思います。私は、東京の大学を出て、代議士秘書をやって、帰ってきました。こういう経歴の人、あまりいませんよね。だから、普通の人は真似できると思えない。「博之だからできたんだ」と。細川さんは、違います。そのへんにいる普通の人です(細川さんの同級生曰く、普通以下)。だから、たぶん普通の人でも真似できると思う。「宏幸にもできるんだ」と。私がなれなかった「普通の人が地方議員になる」モデルに、細川さんはなれると思います。

 ここまでは選挙の話。あとは、これからの議員活動が大事です。自営業者が大半の中で、市議一本で飯を食い、市民に見える活動をやるモデルをつくれるか。次に続く若者が出てくるかどうかは、ここにも大きく関わってきます。30代女性初の県議、吉田けい子さんが挑む「政治と普通の生活の両立」も同じです。50代から70代の男性自営業者に占められた地方議会の顔ぶれを変えなければ、政治のあり方は変わりません。「政治の素人」による政治の民営化は、この政治のあり方に打ち込むくさびになると思います。

 「政治の素人」は、住民の手が届かないところにいってしまった雲の上の政治を住民の手に引きずり下ろします。同級生や隣のおばちゃんがある日突然議員になるわけですから、議会の傍聴席も少しはにぎやかになるのではないでしょうか。地域主権とはそういうことなんじゃないかと、私は思っています。まちづくりのどまんなかにあるのが、税金の使い道を決めている市議会です。自分たちの町のことは自分たちで考え、自分たちの手でやることが地域主権なんですから、やはり傍聴席はにぎやかであるべきです。

 私は最終的に、市議会はボランティア議会にするべきというのが持論です。でも、一足飛びにはいけないので、まずは「政治の素人」を議会に送り込み、『住民の縮図』としての議会をつくっていくことだと思います。普通の市民が他人事ではなく、当事者として議会のネタを肴にもっきりを一杯ひっかけるみたいな「すぐ隣にある政治」をつくる。それが、私がやりたい政治です。そうなれば、おもしろい世の中になるんじゃないでしょうか。

 今朝の朝日新聞に、『「政治の素人」連勝』の記事が出てました。この勢いで、来年の統一地方選挙に臨みたいです。


 細川さんは、選挙の一ヵ月半前から街頭に立って、毎日1時間ひたすら頭を下げました。当初、「街頭に立つのだけは勘弁してほしい」と固辞し続けていました。無理もありません。若いときにかなりやんちゃだった細川さんはたさくんの人に迷惑をかけてきました。そんな細川さんが人前に姿をさらすのは、針のムシロだったに違いありません。最初は、1時間が長くて仕方なく、人と目を合わせず、道路の向こうにある会社の壁だけを見ていたそうです。「泣きたくなった」と本人は言います。1ヵ月半、おそらく自分の41年の人生と向き合ったはずです。だからこそ、今回獲得した893票の重みを誰よりも感じているはずです。

<選挙期間中、1回だけやった個人演説会。20人近くの若者が集まってくれました。私の県政報告会もこんなふうにいつかなればいいです。>

 投開票日の夜、事務所の外でスタッフと本人はバーベキューをやっていました。開票が始まって2時間たったころ、全候補500票で横一線という情報が入ってきました。私たちは、細川宏幸が500票もとったことがうれしくて仕方なくて、バンザイしてしまいました。応援する私も批判をたくさんいただいていたので、500人もの人が細川さんの名前を書いたのかと思うと、感慨深いものがありました。

 30人の当選が決まり、残り4議席に7人という状況になったときはドキドキしましたが、当選が決まったときは、割れんばかりの大歓声に包まれました。私も、自分の選挙のときよりも、感動しました。「不可能」か「可能」かは、やってみないことには分からない、挑戦することが大事だと訴え、実践した細川さんは、多くの人に希望と勇気を与えたのではないでしょうか。実際、選挙が終わった後、勇気をもらったというメールを何人からかいただきました。

<大迫町外川目のとある集落。トラクターで農作業中のおじさんとツーショット。>

 話は変わりますが、今日の夕方、おもしろい男が花巻にやってきます。熊本からゴミ拾いしながら、リヤカー引っ張って日本縦断に挑んでいる青年です。夕方、市役所に到着予定で、市役所に野宿します。怪しい男ではありませんので、是非、声をかけてみてください。


725日(日)

『よどんだ空気をかきまわせ』

 終わったーーーーーー!盛岡の県議補選に始り、続く花巻市議選。長かったです。昨日、無事に選挙戦が終わりました。しばらく、選挙はいいです。話すらしたくない。

 ミスターXこと、細川宏幸さんの『人生再出発』の挑戦も終わりました。二人三脚でこの2ヶ月半やってきましたが、信念の強い人だな〜と思いました。だって、連日批判の集中砲火を浴びながらも、一度たりとも弱音を吐きませんでした。脱サラ男はやっぱり覚悟が違います。運動員は、本人含め4人だけ。宏幸さんの同級生が運転手、あとは私と奈良から武者修行に来ている東くん。後半は、我らがタカオと、高野橋くんもきてくれました。選挙カーは、吉田けい子さんが使った軽ワゴンを借りました。なので、お金はかかってません。

 最初の2日間、名前の連呼をしていましたが、やめました。名前の連呼は、有権者の耳には届くかもしれませんが、心には何も届きません。なので、宏幸さんが一つひとつの地域で街頭演説をやり、移動中は無言で静かに走りました。最終日は、宏幸さんの好きな「ゆず」の『命果てるまで』を流し、テンション上げました。夜の8時に選挙運動が終わって事務所に帰ると、出迎えるのは宏幸さんの妻、ミカ姉と3人の娘。パパ、おかえり〜、みたいな感じで、まるで家に帰ってきたようでした。で、ミカ姉がつくった夕飯をみんなで食べる。地元の支援はありませんから、日中の事務所は閑古鳥。ま〜、こんな感じの選挙でした。

<候補者含め、4人の運動員。左から、宏幸さんの同級生の佐藤さん、候補者、私、東くん>


<宏幸さんの選挙を支えた細川ファミリー。私は、こんなに仲のよいファミリーを知りません。この人たち、いつも家族愛に満ち溢れています。>


<花巻市と遠野市の境にある大迫町外川目落合集落。花巻の一番はじっこにある民家一軒に向かって、5分の街頭演説。たとえ一軒でも、この人は手を抜きませんでした。>


<とある限界集落。ここでも、一軒の民家に向かって、「地元のことしか考えないのはおかしい。市議会議員の本来の仕事は、花巻市全体を考えること」と訴えてきました。>

 宏幸さんの演説は、言霊でした。力がありました。民家から、人が出てきました。聞いた人の多くが拍手を送りました。ひたすら、丁寧に演説を繰り返しました。過疎地、そして町中の新興住宅地で。新興住宅地での演説の様子は、こちらから。最後の訴えなので、気合いが入った演説でした。

 以上、今回の選挙でやったのは、これだけです。選挙とは、本来こうあるべきではないか。そう感じました。また、挑戦することの素晴らしさを改めて思いました。

 『アラセブ70歳、最後の決断』の増子義久さんも、70歳とは思えない元気ぶりでした。選挙中、街頭演説や個人演説会で何度か、宏幸さんとコラボやりました。増子さんは、「空気」を読むなと言います。KYになれと言います。増子さんが宏幸さんに送った言葉を紹介します。「がんばらない」という言葉の産みの親、諏訪中央病院の鎌田實医師の言葉です。

昔、みんなが空気感染して、なんだかわからないうちに、ぼくたちの国は戦争をしてしまった。
「空気」を読んでばかりいると、あの時代のように、人は、自分の意見や意思を見失ってしまうのではないだろうか。
・・・空気に流されるな。空気をつくり出せ。空気をよどますな。空気をかきまわせ。
それが新しい生き方になる。それが新しい時代をつくり出す。


 今回、私が応援した候補者たちは、細川さんを筆頭に、空気をつくり出し、空気をかきまわす側の人たちでした。だから、応援しました。基本KYな人たちなんで、評判はよくありませんでしたが、この人たちと選挙をやれてよかったです。

 間もなく、結果が出ます。花巻市のよどんだ空気は、かきまわされたでしょうか。


717日(土)

『6人目のサムライ登場』

 今日は6人目のサムライが登場しました。最年少北上市議会議員、司東道雄さんです。2年前に初めて立候補したとき41歳でした。細川さんも同じ歳でスタートラインに立ったことになります。細川さんが市議会に挑戦する意義を十分に理解していただいている司東さんには、選挙期間中も何度か応援してもらうことになっております。ちなみに、自転車にも乗ってもらう予定です。司東さん、よろしくお願いします。
<ほんとに最年少?と疑う方もいるかもしれませんが、人間、見た目で判断してはなりません。「住職」という職業柄、こういうヘアスタイルなんです。>

 また、先日、最年少県議になった吉田けい子さんにも応援演説に駆けつけてもらう予定です。けい子さんは大の花巻東野球部ファンで、去年はおっかけやっていたとか。花東から勇気と希望をもらったけい子さんが、今度は自分が勇気と希望を与える側になって選挙を戦い、当選しました。その御礼も兼ねて、花東グランド近くでもやってもらう予定です。

 今日は、うだるような暑さで、アラセブ70歳もバテ気味でしたが、41歳人生再出発男は、暑さをもろともせずに力強く訴えました。途中、細川さんの同級生ファミリーが冷たい飲み物の差し入れを持ってきてくれ、そのまま一緒に立ってもらいました。「宏幸がほんとにしゃべってる」と動画を見て驚き、どうしても生で見たくなったんだそうです。日に日に演説部隊が賑やかになっていきます。

<私が6年間、立ち続けているイトーヨーカドー入口。たったひとりで始めたこの場所に、仲間がこうしてたくさん立っていることをうれしく思いました。>

本日の街頭演説の名文句。

「たとえどんなゴールが待っていようとも、スタートしなければゴールはこない。『可能』か『不可能』か。スタートしなければわからない。」(細川宏幸、41歳)

 いよいよ明日から花巻市議選が始まります。地方議会の「指定席」の一角を崩し、「自由席」化する意義ある選挙戦。盛岡の「吉田けい子」に続き、この花巻でも「細川宏幸」という選択肢で、『住民の縮図』としての地方議会に近づけ、雲の上の政治を住民の手に引きずりおろしたいと思います。

 尚、公職選挙法により、選挙期間中、選挙に絡んだネタはNGになります。花巻市議会の歴史に新たな一ページを刻むこんなにおもしろい選挙をみなさんにお伝えできずに残念です。

 ちなみに選挙期間中の予定で確定しているものは、
◇出発式 18日(日)9時〜 細川宏幸選挙事務所
◇個人演説会 23日(金)19時30分〜 細川宏幸選挙事務所
◇マイク納め 24日(土)19時45分〜 細川宏幸選挙事務所
※選挙事務所は、天下田団地入口にあります。行けばすぐ分かります。

 増子義久さんの予定は、
◇出陣式 18日(日)8時〜 宮沢賢治詩碑前広場
◇個人演説会 21日(水)18時30分〜 花南公民館
◇個人演説会 24日(土) 17時30分〜 文化会館


715日(木)

『ルポをリュックに詰め込んで議会へ』

 今朝のアラセブの叫びより。

 私はかつて35年間新聞記者をやってきました。底辺記者と言われてきた。社会の底の底にはいつくばって、社会の歪みを見続けてきた。昨日、寝床に入って、ふと思った。現実に目を見開いて、1人ひとりの声を集めて歩く新聞記者の仕事は、まさに政治家の仕事そのものではないか。私は新聞記者という仕事が大好きだった。これから、花巻が抱える問題のルポルタージュを書きますよ。それをリュックサックに詰め込んで、市議会に乗り込みます。10年ぶりに新聞記者に戻れることを喜んでる。わくわくしてる。

<今朝は、花巻駅西口岩銀前、花巻消防署前、野田セブンイレブン前で、サムライたちは街頭演説をやりました。>


714日(水)

『5人目のサムライ登場』

 サムライがまたひとり増えました。高橋岳志、35歳。花巻の福祉を引っ張る若きエースです。今回、「細川さんを勝手に応援する有志の会」の呼びかけ人代表を引き受けてくれました。私の高校時代の同級生で、24時間100キロウォークをたったひとりで完歩した初の花巻人でもあります。将来の花巻を背負う逸材なのですが、細川バッシングが鳴り止まない中、彼の応援は非常に心強いものがあります。今朝は、雨の中、この5人のサムライで、花巻駅前、吹張町商店街、上町商店街で街頭演説をやってきました。

<左から、増子、東、細川、私、岳志。街頭の場も活気づいてきました。>

 6人目以降のサムライも続々登場する予定です。サムライのみなさんには市民の立場から是非マイクを握ってもらいたいと思っています。ちなみに、サムライではありませんが、先日の県議盛岡補選で当選した30代女性初の県議、吉田けい子さんも選挙期間中、応援に駆けつける予定です。

 本日の街頭演説の名文句。

「この老いぼれ70歳がこうして雨の中、市民に訴えている姿をじーっと見てほしい。。なぜ、私のような老いぼれが立候補するのか。このことの意味を考えてほしい。明日死ぬかも分からない老いぼれが決起しなければならないほどまでにこの町は劣化している。」(増子義久、70歳)


713日A(火)

『4人のサムライがゆく』

 サムライがひとり増えました。政治家を目指し奈良県から私のところに武者修行に来ている青年、31歳の東くん。花巻に来て、かれこれ1ヶ月半になります。ずっと盛岡の県議補選を手伝ってもらっていましたが、昨日から花巻市議選の応援に馳せ参じてもらうことにしました。念のため言っておきますが、彼はボランティアです。一銭も出してません。ただで勉強させてもらってるから、それで十分なんだそうです。おもしろい男です。ちなみに、来春、奈良の県議選に出馬する予定です。みんなで応援ツアーを組もうと盛り上がっています。

<花巻市議会議員選挙ポスター掲示板をバックに決意を新たにする4人のサムライ。5日後、ここにふたりの顔が張り出されます>

 先程、夕刻の胡四王一丁目交差点、銀河モール前で街頭演説をやってきましたが、東くんにも応援弁士をやってもらいました。なかなか味な演説やります、この男。演説の様子、こっそり動画で撮りました。こちらからご覧いただけます。彼の出馬に猛反対している奈良のご両親もこのホームページを見ていただいているようですので、ご子息の成長ぶりをとくとご覧いただきたいと思います。

 サムライは日に日に増殖していく予定です。


713日(火)

『3人のサムライがゆく』

 今朝は、3人のサムライが、南温泉郷ファミマ前、湯口郵便局前で街頭演説をしてきました。70年の人生で初めてマイクを握ったという増子さんですが、なんのなんの。堂々たるしゃべりっぷりでした。増子さんも、市議選出馬について、足もとからバッシングがおきているようです。しかし、私同様、超ドMな増子さん。叩かれれば叩かれるほどに、火がつきます。で、完全に着火してしまいました。最初は、「無投票阻止」のために出馬するけれど選挙運動はしないと言っていましたが、ノボリまでこしらえ、「こんなに面白いことがあるなんて知らなかった。早く言ってくれよ」とすっかり街頭演説にハマッてしまいました。

<「選挙と乞食はやめられないって言うのが分かるな〜」と増子さん。>

 増子さんの演説に刺激を受け、細川さんも、私も、どんどんボルテージがあがっていきました。私は吉田けい子さんの選挙疲れで、昨日は演説のテンションが低かったんですが、一気にヒートアップ。相乗効果で、3人の演説に熱が帯びていきました。細川さんの演説の様子は、「地域政党いわて」のホームページでご覧いただけます。増子さんは言います。「まごころは必ず相手に伝わる。演説も同じ」。私もそう思います。3人ともそういう内容だったので、やっていて爽快でした。今週は朝、昼、夕とあちこちに3人が神出鬼没すると思いますんで、見かけたら是非声をかけてください。

 リスクのない挑戦は、挑戦とは言いません。ふたりとも、リスクを冒して、今回の選挙に挑んでいます。ちなみに細川さんは建設会社を辞めましたが、増子さんもこぶし苑の施設長をやめることになりました。退路を断っての挑戦。意味のある挑戦は、本当にやりがいがあります。こんなに胸が踊り、血がさわぐのは久しぶりです。おもしろくてたまりません。

 最後に、細川さんが大好きな言葉を紹介します。「『不可能』の反対語は『可能』ではない。『挑戦』だ!」。これは、黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの言葉なんだそうです。私も気に入りました。これから2人の挑戦が始まります。奈良県から武者修行に来ている東くんとふたりでしっかり支えたいと思います。


712日(月)

『最年少県議卒業』

 昨日、最年少県議をめでたく卒業し、新たに吉田けい子さんにバトンを渡しました。渡す相手がけい子さんで本当によかったです。681票差の大接戦でしたが、27,267票いただき、「吉田けい子、32歳」が初当選しました。岩手県議会史上初の30代女性県議の誕生です。

 吉田けい子さんが「地域政党いわて」の門を叩いたのは、わずか2ヶ月前。それまでは、普通に暮らす32歳の女性でした。職場への疑問から生きる道を問い直し、1年間苦悩しました。そして、たどり着いた政治への道。と言っても、彼女は当初、政治に関心を持ち、政治の世界をちょっとだけのぞいてみようと、「ボランティアをやりたい」というメールを出しただけでした。それが、2ヶ月経って、これです。人生、本当に何が起きるか分かりません。

 けい子さんは候補者として活動する中で、32歳の女性の自分が県議会に立候補する意味に改めて気付き、自分の役割を見出していきます。若い女性は、結婚、出産、育児など、環境の変化に戸惑う世代です。核家族化で、子育ての相談をできるおばあちゃんもいないので、孤立し、育児ノイローゼになるという話もよく聞きます。実際、けい子さん本人、けい子さんの同級生もそうした不安や悩みを抱えていました。また、女性の社会進出を阻む目に見えない壁にぶつかり、思い悩む年代でもあります。昨年まで勤務していた岩手県男女参画センターで、そうした声をたさくん聞いてきました。

 こうした若い女性が抱える不安や悩みなど、一つひとつの声はあまりにも小さくて、大きな現実の前ではどうしてもかき消されてしまいます。そして、けい子さんは思います。誰かが若い女性を代表し、こうした小さな声をかき集め、大きな声にし、議会に届けなければならないのではないか。若い女性も働いて税金をしっかり納めているのだから、その使い道に直接関与し、若い女性が直面する問題を解決していくべきではないのか。なのに、どうしてこれまでの県議会には20代、30代の女性議員がひとりもいなかったのか。これでは若い女性の声が届かない。ならば、誰かが若い女性を代表して議会に行き、当事者として若い女性の声を届けなければならないのではないか。誰もやらないなら、私がやる。

 すごい決断だと思います。だって、普通やります?「誰かがやってくれるだろう」、「自分には関係ない」と、今の若者はみんな観客席の上から高見の見物です。そのくせ不平不満は口にする。彼女はそれでは何も変わらないことに気づいた。そして、行動した。やるか、やらないか。それがすべてです。これまで30代の女性議員は皆無です。ということは、モデルもない。加えて、政治経験もゼロ。まったく未知の世界。荒野を拓く先駆者の勇気を、けい子さんは持っていました。なかなかできることではありません。でも、誰かがやらなければならない。そして、彼女はその役割を自ら買って出た。この決断の意味するところを、盛岡の有権者のみなさんに伝えたい。私はその一心で、マイクを握り、声を張り上げてきました。

 けい子さんは、今回の準備期間の短い選挙、しかも初めての選挙の中で、少しでも自分の思いを仲間に伝えたい、仲間と共有しようと工夫していました。例えば、「けい子の青空伝言板」。毎日、どんなことがあり、どんなことを思ったのか、けい子さんが自ら書き込んでいました。その文章に、彼女の人柄や人間性がにじみ出ていました。普通、選挙は朝から夜まで走り回り、ヘトヘトになります。なので、余計なことはしたくありません。けい子さんにとって、この伝言板は余計なことではなく、これこそが彼女にとっては大事なことなのでした。

<毎日、これを読むのが楽しみでした。事務所にいるスタッフも、これでけい子さんの外での活動の様子をうかがい知ることができました。>

 また、けい子さんへの応援メッセージも張り出されました。同級生など、若い人からのメッセージが日に日に増えていきました。これを読むと、けい子さんが今回選挙に出た意味がよく分かりました。みんな、けい子さんから「勇気」、「元気」、「刺激」、「希望」をもらっていました。

<けい子さんは絵も上手です。書家のような味のある字を書きます。多才な女性です。>

 次回はさらにおもしろい選挙をやってくれるに違いありません。私も負けられません。


711日(日)

『還暦、飛ぶ!』

 アラセブ70歳に続き、今度は還暦60歳が飛びます!

平野広、60歳。

 先月29日の日記でご紹介した「選挙なしは市民の恥。全く同感です。『無投票阻止』一つの公約で立候補しようとも思うところです」のメールは、この人からでした。宣言通り、東和町の山奥にある過疎地から、手をあげてくれました。東和町まで飛んでいって、抱きつきたいくらいうれしいです。「無投票阻止」の呼びかけに呼応しくれた平野さんを私は個人的に応援します。応援する理由はこれだけではありません。二元代表制が機能していない花巻市議会に、必要な人材です。平野さんの決意表明を読んでいただければ、よく分かると思います。

決意表明   還暦 飛ぶ!

 六月十五日をもって六十才となりました。この度、還暦の再挑戦として、花巻市政、花巻市議会に一言もの申したく立候補を決意いたしました。

 花巻市は合併してから、もう? まだ?5年経ちました。しかしながら、未だ 目指した合併の良き効果を実感できず、胸を張って花巻市民と自称するのにためらい、“えんつくたさ”を感じるのは私一人でありましょうか? 

 私は、その原因の一つに、「一体感」を目指すとした、あまりにも性急な「小さな市役所、」「合衆市?構想」の推進にあると思います。もっと、時間をかけ、構想自体もそれぞれの地域住民の、計画作成段階からの参加による、地域つくりをするべきものと考えております。

 旧四市町には、それぞれ昭和の大合併後五十年の歴史があります。半世紀かけて作り上げた、地域の個性、特性は、それ以前の各集落に存在した文化の上に立っております。残念ながら、昭和の大合併においては、多くの集落文化が途絶えてしまいました。平成の大合併においては、この歴史の教訓を生かさなければなりません。地域個性、地域文化を尊重する合併花巻市に!私のスローガンの一つであります。


 次に、花巻市議会に一言。先般、花巻市議会基本条例が可決制定されました。その前文に、「議会は、市民の信託に全力で応えるべく」とあります。信託とは、選挙を通して市民が信頼して任せることとも説明しております。選挙こそ、民主主義の根幹・出発点であります。立候補者数の定数割れ、無風、無投票選挙が報道に乗ること自体が異常な状態であります。

 この責任は、一に、二元代表制の一翼であるはずの議会がその責務を果たしていないこと、「独任制」の首長を、しっかりと監視牽制していないことにあると思います。

 二に、そのような議会、議員に対する市民=有権者の無関心であります。選挙無きを良しとするような風潮、発言には怒りを持って対するべきであります。責任のある議会、緊張感のある、開かれた議会を目指すべく、議員定数の三十人以下を提案いたします!私の決意の原点であります。

 過去十六年の議員経験と、一市民としての目線で暮らした、七年間の年月を糧として、還暦の再挑戦であります。「思い立ったが吉日」

 市民皆様の暖かいご支援をお願いいたします。


 実は、私は平野さんをよく知りませんが(県政報告会に来てもらったくらい)、無投票阻止に賛同していただいた点、そしてこの文章だけで十分です。花巻は、何もしないで批判ばかりする人、影で文句や悪口ばかり言う人、頑張っている人の足を引っ張る人が少なくありません。こんなだから、よくならないんだと思います。私は、本人の前以外で批判や悪口は一切しません。そういう暗いの嫌いです。何も生まれません。批判は堂々と本人の前ですればいい。それから、たとえ欠陥があっても頑張ってる人を応援したい。欠陥がない人って、世の中にいるんですかね。私なんか、欠陥だらけです。とにかく明るく前向きに行きたい!

 盛岡の県議補選、昨日無事に終わりました。私も議会が終わってから、毎日終日応援に入りました。自分の選挙以上に声を張り上げ、今朝は見事なガラガラ声です。政治経験のない吉田けい子さん、初めての選挙に戸惑いながらも、立派に最後まで戦い抜きました。これからの政治活動、次回の選挙につながる貴重な体験になったことと思います。吉田けい子さん、そしてその仲間たちも、未来志向の明るく前向き人たちで、応援していて気持ちよかったです。

<最終日の夜、盛岡の大通りで宣車徘徊し、静かにアピール。たくさんの若い酔っ払いのみなさんから激励をいただきました。>


74日(日)

『アラセブ70歳、最後の決断』

 「市議選の無投票を黙って見過ごすことはできない」。ついにこの人が立ち上がりました。

増子義久、70歳。

 花巻北高校出身、早稲田大学を卒業後、朝日新聞記者を35年。現在は、障がい福祉サービス事業所「こぶし苑」施設長を務めています。増子さんが立候補を決断する引き金になったのは、細川宏幸さんの決断だったと言います。「人間、人生で決断しなければならない局面が必ずある。宏幸くんは勇気を持って決断した。その決断にまた自分も刺激を受けた。なんとしても市議選の『無投票』を阻止し、若い世代が自ら議員に挑戦できるような、そんな環境づくりのための『露払い役』に徹したい。70歳の人間が決断した意味を若い人に問いたい」。

<スイーツ王子デザインのチラシ。細川宏幸を勝手に応援する有志の会のチラシデザインもスイーツ王子がやってくれました。>

 決断するやいなや、チラシもつくり、ポスター案もつくり、なんとノボリ案までつくってました。まさに電光石火。一貫して、世の中の底辺の底辺をはいつくばって取材し、天下の朝日新聞で札付きのアウトロー記者だった増子さんがどんな政治をやるのか。

なんだか、がぜん花巻市議会が

おもしろくなってきました。



71日(木)

『津志田の蝶々』

 いよいよ明日から盛岡県議補選がスタートします。私たち「地域政党いわて」の初陣です。公認候補第一号の吉田けい子さんは現在、32歳です。当選すれば、岩手県議会史上初の30代女性県議の誕生となります。今回5人が名乗りを上げていますが、他の選択肢はもうすでに県議会にあります。30代男性、40代男性、50代男性、50代女性。私たちが党綱領で掲げた「住民の縮図として議会」に一歩近づくための唯一の選択肢が、この「吉田けい子、32歳」です。30代の女性と言えば、結婚、出産、育児など、環境の変化に戸惑う世代でもあります。当事者だからこそ、けい子さんは我が事として、問題解決に汗を流してくれるはずです。

 また、最近までごく普通の県民だった政治経験ゼロのけい子さんが、これまで若い女性にかたく閉ざされていた県議会の扉をこじ開ければ、若者を始めとする多くの県民に「やればできる」という希望と勇気を与えてくれるはずです。リスクを恐れずに果敢に挑戦できるのが若者の特権です。その若者が挑戦する前から「やってもムリだ」とあきらめてしまっては、社会を覆う閉塞感を打破できるわけがありません。

 『北京の蝶々』という例え話があります。北京で一羽のキレイな蝶々が羽ばたくと、その美しさにつられた蝶々が「私も」と続き、二羽が四羽、四羽が八羽となり、やがては地球の裏側のニューヨークでハリケーンを起こすという「カオス理論」です。けい子さんは、この一羽目の蝶々です。津志田の蝶々が明日、あまり美しくない軽ワゴンに乗って(お金がない地域政党なので立派な宣車は用意できません)、岩手の大空に羽ばたきます。この意義ある挑戦に共鳴する蝶々があちこちで羽ばたき、7月11日には必ずや大きな風を巻き起こしているはずだと期待しています。かく言う私も、すでにつられて羽ばたいた蝶々の一匹。風を少しでも大きくするお手伝いを精一杯やってきたいと思います。




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